「グレーチング」 水路や側溝の蓋。 集水桝の蓋。 規格として 歩道 T-2 T-6 T-14 T-20 T-25 があります。 それぞれ、総重量、後輪一輪荷重などで基準化されています。 つまり、その道路や施設内の通行車両などによって選択しな ...
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ガードレール(Gr)は種類があるが基礎形式も重要(簡単な設計業務など存在しない)設計に必要なのは経験と応用力!モノを創り出すチカラ!
「ガードレール」 ガードレールって、いろいろあります。 今回は、基礎に着目してみました。 最初に見るのは連続コンクリート基礎。 擁壁や護岸の天端に設置するタイプで、結構多いですよね。 コンクリートに支持するので根入れは小さいです。 次は土中式。 土に直 ...
1m未満床掘は直勾配でOKなのは自立がギリ可能だからだが土質状態や基準等によってはそうとも限らない奥深さ
「土工-床掘-直掘り(1m未満)」 数量算出要領に示されている土工の勾配のうち、1m未満の床掘(主として作業土工)の場合は直掘りが可能です。 型枠代等の50cmを開けて、直掘り線を入れる図面でOKです。 (土工線は設計図には入れないのが国土交通省などでは普 ...
コンクリート構造物の箱抜き(地味だけど重要)数量計上は?
「コンクリートの箱抜き」 ランニングをしていたら、ガードレール基礎に箱抜きした状態で終わっている現場を見つけました。 まだ完成形の道路形状ではないので、まだ移設されていないと想像しました。 右に見えるガードレールを、左の箱抜き箇所に移設あるいは別途設置 ...
堤防の坂路は下流向きばかり(基準できまっているから)洪水時リスク軽減
「堤防の坂路は下流向きばかり」 大きな川に行くと坂路があって、河川内や高水敷きへ降りられますよね。 その坂路、恐らく下流向きばかりでは無いですか? そう、基準で決まっていて、下流向きが原則です。 河川工事で坂路を仮設するときも、基本的には下流向きにし ...
現場打コンクリートの型枠(若い技術者は型枠の組んでるとこ見たこと無い?)見といた方がいいで
「型枠」 プレキャスト製品の採用推奨で現場打コンクリートが減ってきてはいます。 ですが、やっぱり現場打ちコンクリートは土木の王道でしょう。 建築はもっとか?ビルはプレキャストでは出来ないもんね。 いや、鉄骨ならプレキャストですね(笑) そんな話はさて ...
砂防堰堤の袖にある転落防止柵工はどうして必要?(設置位置も決まっています)
「山中の砂防ダムの袖にあるフェンス」 砂防ダムには大体ですが袖部にフェンスがあります。 堰堤の中央方向へ歩いていくと、高さがどんどん高くなります。 ですので、落ちたら危険なのです。 このため、立ち入り禁止のフェンスを設置するのです。 よく写真を見て ...
盛土法面保護工「プラスチック法枠」「かご工」ハーベストの丘にて発見~学びはそこら辺に転がっている
「学ぶ」 それは、そこら辺にいくらでも転がっている。 要は、それに気づくか、気づかないか。 ただ、それだけ。 今回は、 ハーベストの丘で、盛土法面の対策を見つけましたので紹介します。 こういった場所で、様々な対策を見つけてみることは良い経験となります。 ...
ガリー浸食を学ぶ(近所の造成工事現場で発見)身近で見本のようなガリー展示?法面保護工は?
「ガリー浸食」。 斜面防災や道路防災の仕事で、よく耳にしませんか? 地質屋さんがよく口にしませんか? その道の技術者等で無ければ聞くことは無いかも知れませんね。 ではガリー浸食とはなんでしょうか? 強引に説明に入ります(笑)■ガリー浸食とは? 技術基準 ...
落石防護柵の更新事例と設計時のポイント等(特殊事例)道路を走っていて見つけたモノ
落石防護柵の嵩上げ等について、 過去に見つけていた事例を紹介します。 道路を走っていて見つけたモノですので、設計の詳細は不明です。 いずれも、奈良県の山間部で見つけたものです。 10年以内のモノですので、現在もあるとは思いますが、どうなっているかは不明で ...
公園の砂場で砂質土の内部摩擦角φを考える(子供の遊び場で土質を勉強)イメージを持っておけば役に立つ
公園の砂場。 子供の遊び場です。 でも、大人の勉強の場としも活用できます。 山を作ってトンネルを掘ったら、なぜ崩れない? グラウンドアーチ効果だね。 とか。 そんな感じで、今回、砂質土の内部摩擦角φについて考えてみました。 内部摩擦角とえいば、土質定数 ...
大型土のうの秘密(耐候性土のうが最高クラス)設計・施工マニュアルもある
「大型土のう」 皆さんは、大型土のうと聞いて、どのようなモノを思い浮かべますか? 実は、大型土のうといっても、いくつか種類があって、一般の人は同じにしか見えないかもしれません。 そう、例えば、下の写真のように、黒、白の大型土のうが積んであっても、全部、 ...
土木設計の最終段階となる数量計算(忍耐の要る作業なのです。。。)
「数量計算書」 の作成。。。 土木設計(特に斜面防災設計)を個人でやっているのですが、その最終段階にいる数量計算という作業が緻密で、いつも苦しんでいます。 詳細設計業務は、計画して検討して、そして構造計算をして設計図面を描いて、最後に数量計算をして工事 ...
地すべり抑制工(地下水排除工)とは?そして集水井の中はどうなってる?
地すべり対策工には、抑制工と抑止工があります。抑制工は、主として(状況を変化させ緩和する) ・地形を変化させる押さえ盛土工,排土工 ・地下水位を下げる地下水排除工(深層、浅層) ・雨水を浸透させない地表面排水工抑止工は、主として(力で止める) ・グ ...
落石対策検討(現地調査ならびに対策設計)における重要ポイント(あくまで基本事項)
落石対策設計って、自然の斜面で、そこらへんに転がっている石が落ちてくるのを対策するっていう物理の法則に抗うことをするのですが、結構ファジーで大変です。 ファンタジーじゃないよ? さて、皆さんの周りで、 落石対策工なんて簡単だよ! って言っている技術屋さ ...
斜面の安定計算における現状安全率の設定の方法(問題はシチュエーション)
「斜面の安定計算」 簡単なようで奥が深い。 最近では3次元、疑似3次元など高度な解析方法もありますが、正直、現実の斜面にフィットさせるのは不可能で、結局、自己満足の世界なんだろうと思います。 多額のコストをかけて3次元解析して設計しても、たいして変わり映え ...
公共の土木工事積算ではラフタークレーンは25t級が標準なことが多い
皆さんはクレーンといったらどんなモノを思い浮かべるでしょうか。 クレーンも多種多様です。 公道を走っているクレーン車であれば、トラッククレーン、ラフテレーンクレーン(ラフタークレーン)などが有名です。 ビルを建てるならタワークレーン。 重量物を持ち ...
CADの設計図面書きはどんなスタイル?個々で違って面白い
私は、autoCADのサブスクリプションで2025(今年2025年の最新)を使用しています。 LT95の頃からのヘビー?ユーザーです。 あの頃は、プロッターで方眼紙に作図させ、それを原図で提出するとともに、青焼きをA4折りして箱や図面袋に入れて納品していました ...
グランドアンカー受圧板が文字通りゲタを履く変わった法面もあります(基本的な設計の考え方の説明も添えて)
グラウンドアンカー工は、地すべり地や大きな土圧が作用する土留め工などに用いられる抑止工の一種です。定着体と自由帳部、そして頭部に大別され受圧板などの構造物によって緊張固定されます。 細かいことは、「グラウンドアンカー設計・施工基準、同解説 JGS4101-2012 ...
河川護岸等の工事に用いる仮設の渡河道路の計画とは
河川護岸や河川構造物の施工(設計)をするときに、河川を横断したり川道内に進入するための通路として仮設の渡河道路を設置するケースがあります。 水中重機の使用により水中施工(河道掘削、浚渫等ならあり得る)をする場合もありますが、土工やコンクリートあるいはプ ...



















