「港湾のストックヤードで礫の内部摩擦角を考える」
 
 前回、公園の砂場で砂質土の内部摩擦角を考えるって記事を書きました。
 一番下に、その時の記事リンクを入れました。

 砂質土の内部摩擦角が30°なので、砂山は30°くらいが限界で、それより急にならないって話。

 その話のなかで、港湾にあるストックヤードで砂利なんかの山を見て、礫質土なんかの内部摩擦角を考えることもできますよ、みたいなことを書きました。

 で、先日。
 見つけました。
 泉大津市の港湾エリアで。
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 どうです?
 砂利、礫、結構あるでしょ?
 栗石みたいなんも。
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 これ、解り易い。
 礫質土というより、礫、あるいは栗石ですけれども。。。。
 山になっています。

 どうです?
 40°くらいの勾配では??
 安息角、近似として内部摩擦角として考えていいでしょう。
 φ=40°

 こんな感じで、イメージを持っておくのが技術者としてベターですよ。

 正当な理論も必要ですが、ザっとしたイメージも大切。
 そんなとこです(笑)

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