「スクランブル交差点」

 渋谷のスクランブル交差点が有名ですが、全国に普及していって今では珍しくは無くなりました。
 第一印象としては、比較的に規模の大きい交差点で導入されることが多いのではないでしょうか。
  
 歩車分離することで、交通事故を抑制する効果があります。
 車が行き来したあと、歩行者が全方向に青になるシステム。

 右折時、左折時に歩行者を巻き込むリスクが小さくなります。
 その分、オートバイや自転車には注意が必要になります。
 安心しすぎて、やっちゃったなんてことにならないように。

 そんなスクランブル交差点ですが、泉大津市内にもいくつかあります。
 その中で、結構、最小クラスのものを選んで紹介します。


 「泉大津市内の最小クラスのスクランブル交差点」

 以下のスクランブル交差点です。
 小さい交差点でしょ?
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 ここは、向こうに見える学校と、手前右に旧市民病院があります。
 そんなこともあり、かなり交通量が多い。
 そのうえ、歩行者も多い。
 歩道があるのが、中途半端。
 車道幅も普通車が辛うじてすれ違える程度。
 その時は自転車等は並行できません。

 なので、非常に危険な交差点でもあります。
 したがって、スクランブル交差点化は妥当な判断と言えるでしょう。

 なかなかね。。。。歩道付けたり、コーナーカットしたり、車道広げたりってのは、住宅密集地では不可能ですよね。
 できることを、やっていく。
 そんなアクションが重要であることを教えてくれました。
 大袈裟かな??

 くだらない事故で、命を失わさせないよう、行政だけでなく技術者も常に改善策を思案することも重要なんだろうと思いました。