「格安互換インクカートリッジ」

 以前、brotherのプリンターを頂いたことを記事に書きました。  
 マゼンタの色が出にくいのと、結構な頻度でクリーニングしないとならない。  
 黒の印刷は全く問題ない。
  
 そんなプリンターなので、純正のインクカートリッジはちと厳しい。  
 純正はセットで1万円以上するからである。
 
 そんななか、ネットで売っている格安互換インクカートリッジを試すことにした。
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 これ。
 カラー大容量の4本セット。
 1000円ちょっと。送料込みで。
 あまりにも安すぎるので、ちと疑心暗鬼。。。

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 これが格安互換インクカートリッジ。シアン。
 今回はシアンが切れたので、シアンのみ交換。

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 そして、こっちが純正。
 今まで本体に刺さっていたカートリッジ。
 純正の方が一見、地味。

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 本体に差しました。
 シアンだけ格安互換インクカートリッジ。
 良く違いが判ります。

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 コントロールパネルには、交換したシアンが「?」になっています。
 説明書にある通りでした。
 互換インクカートリッジ使う場合の注意点がいくつかあって、これを守らないと使えなくなってしまうとか。
 やっぱり面倒だった。

 ・インクは空になってから交換すること。
  互換インクを途中で装填すると、空になる前の残量を引き継いで、すぐ空になる。
  (本体がカートリッジ交換したと認識しない)
  空です「交換してください」って出るまで交換したら絶対ダメ。
  (チップが完全互換では無いから生じる事象だろう)
 
 ・あとはファームウェア等を無暗にアップデートするな。
  要は、非対応にされてしまう可能性があるという事だと思います。

 ・「?」という表示になるが、残量グラフは適切に表示される。

 このルールを守れば、問題ないそうだ。

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 クリーニングしてテスト印刷。
 上がシアンが空になって、無理やりテストした結果。
 インクが変に回っておかしくなっています。
 この時は、純正インクカートリッジです。

 そして、下側はシアンを格安互換インクカートリッジに交換した後です。
 問題なく印刷できました。

 ★結論:注意点を守れば問題なく使用できる。

 いろいろと制約はあるが、チェックや仮印刷に使っている程度なので、私には格安互換インクカートリッジでも問題は無いです。
 調子の今一つの本体なので、余計にこれで良いと思ってしまう。
 新品のプリンター持ってたら、純正を使用する可能性が高いと思います。
 その辺の、微妙な意識とのせめぎ合いでは無いでしょうか。

 もしも、仕事の成果品を印刷する家業ならば単純に値段だけの話でも無いので。
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 あとは、使用済みカートリッジをリサイクルボックスに入れました。
 これも一種のSDGs。
 持続可能な世界への取り組み。
 小さなことだが、コツコツと。