「市営王子第二団地内の公園」

　大阪府和泉市王子町２丁目

　散歩していると、偶然見つけました。
　レトロ滑り台。

　鉄製のダブル滑走路。
　最近では珍しいタイプです。
　もう、他では無いかも知れないくらいの絶滅危惧種。

　実際、この滑り台も立入禁止テープを巻かれていた形跡があります。
　テープが所々に残った状態です。
　ほとんどテープは朽ち落ちて効果は無い状態。
　知らない人は使っていいか、ダメか、判断できない状態。
　私は、解りません。

　私の見た目では遊べそうですよ。

　可能なら整備して永く使って欲しいものです。
　もう、こんな貴重な滑り台は少ないはずです。

　この雄姿。
　素晴らしいフォルム。
　まだこんな素晴らしい滑り台が残っていたとは！


　見た目に問題はなさそうですが。。。。
　テープの端切れは何なんでしょうね？？

　団地の一角に、ひっそりと、それでいて存在感を発する滑り台です。
　
　鉄は強いけど錆びるんですよね。
　樹脂は？劣化が進むとひび割れます。
　木材は？腐ります。
　コンクリートは？ひび割れ、欠けます。

　残念ですが、何でも欠点はあります。
　今流行りの樹脂製も太陽光で劣化します。

　でも、どんな材料であれ、ちゃんと維持管理すれば長く使えます。
　特に鉄製であれば、塗装さえちゃんとすれば長期間運用できるはずです。
　恐らく、最も長寿命でしょう。
　錆びる前に塗装をやり換えるんです。
　橋や鉄塔と同じです。
　東京タワーやエッフェル塔も鉄ですがビクともしていません。

　古い遊具たちには、まだまだ、がんばって欲しいと願っています。