「勝連城」跡
　世界遺産
　沖縄県うるま市

　琉球王国が安定していく過程で、攻められて廃城となった城。
　かつれんじょう。

　ちなみに、地元の言葉では、城は「ぐすく」と呼ばれる。

　金武町の地質調査の仕事で、ここにも立ち寄りました。
　以前からぜひ見てみたいと思っていた城です。
　沖縄ではグスクと呼びますね。
　
　美しく、丁寧に整備されており、見る価値は十分にあります。
　しかし草刈りは大変でしょうね。
　冬枯れせずに、一年中、伸び続けるのでしょうから。。。

　ご覧の通り、綺麗に隅々まで草刈りされています。
　恐れ入ります。

　駐車場は有料です。城のエリアに入るのも有料です。
　有料なので、丁寧に整備されています。
　（管理者が常に居る）



　本丸？の写真。石垣が見事です。

　石垣の作りです。
　石積で栗石を挟んだ構造です。
　強いでしょうね。

　海風や台風の直撃など、気象条件的に厳しい立地であるうえに山城なので、本州の戦国時代の城とは全く異なった石垣の造りということでしょう。

　居住区の状況です。

　ミートゥガー（井戸）　縁結びのカー（泉）と書かれています。


　本丸？から海を眺めると美しくです。
　城主（按司）も、この景色を眺めたのでしょう。

　最後の城主（按司）　阿麻和利（あまわり）１５世紀ごろ。
　　その説明・案内板がありました。
　　天下統一（恐らく沖縄の）を夢見たが王府軍に攻められて落城・廃城になったといわれています。
　とのこと。
　　
　沖縄に来たら、ぜひ見に行くとイイと思います。
　本州らへんの城とは全く異なった構造ですので。