以前投稿した現場プレキャストに関する記事の現場の続報です。

■はじめに

 ある箇所の現場プレキャスト集水桝が計画位置に設置されている所を写真で示したのが前回の記事でした。
 その現場プレキャスト集水桝の天端には、U字加工された吊り具が8個あったので、これは天端に増し打ちするのでは?
 と言った推測を記載していたのです。
 その結果が、その後の現場進捗によって明らかになったため、今回の報告となりました。
 
■前回の記事での現場状況
 
 以前、紹介した時の現場プレキャスト桝の写真です。
 上側は、ネジ鋼と吊りナットで製作されていたのに対し、
 下側の写真は、鋼材をU字にして埋め込む形状でした。
IMG_8849
 これらのフックについて、
 「最後はカットするか、天端部分だけ増し打ちするか?」
 との推測を書いていました。
IMG_8994

■今回確認できた現場状況(進捗状況)

 推測した結果はどうだったか?
 その結果ですが、現場を後日見ると、御覧の通りでした。
 天端に型枠組んで、生コンを増し打ちしています。
 たまたまですが、予想が当たりました。
IMG_9144
IMG_9146

 特に、U字フック処理した方は、どう考えてもカットし難い形状でしたものね。
 増し打ちすることを前提に、差し筋の役目も果たしていたのでしょう。

 一方のネジ鋼の方は、カット処理していたみたいなので。
 (増し打ちは確認できなかった)

 形状には理由がある。
 そういうことを、再認識させられた次第であります。
 これも、良き経験なり。


 ★現場プレキャストについて説明した記事は以下のリンクから参照お願いします。
   ↓ ↓ ↓
【関連記事(現場プレキャストによる施工効率化)】
 >>>現場プレキャストによる施工効率化(現場打ちのコストとプレキャストの施工性を両立)