「さざれ石」

 日本国の国家にも出てくる言葉です。

 写真は、滋賀県多賀町の多賀大社にある「さざれ石」です。
 意外にも、全国各地に「さざれ石」はあるようです。
 
 この多賀大社の「さざれ石」は、岐阜県春日村の産と書かれています。
 学名は、「石灰岩質角礫岩」です。
 石碑の説明は、石灰岩の溶解とともに、周りの小石を取り込みながら大きくなったもの。。。
 ちょっと、難しい表現ですけれど、そう言う事のようです。

 要するに、
 石灰岩質の角礫が堆積岩(礫岩)となった、ということです。
 地質目線で言うと。
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 この「さざれ石(細石)」という言葉は文字通り細かく小さな石を指します。
 特定の岩石等を指すのではなく、形態を示すということでしょう。

 小さな石が集まっている岩、石を「さざれ石」というケースもあるでしょう。
 写真の「さざれ石」は、集合体を指しています。
 特に、綺麗な天然石のさざれ石は、インテリア、アクセサリー、パワーストーンなどに利用されているようです。
 
 そして、回の「さざれ石」が置いてある「多賀大社」です。
 伊勢神宮と繋がりのなる大社です。
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 彦根のとなりなので、観光ルートに組み込んでみてはいかがでしょうか。
 糸切り餅とか、退社前の茶屋にあったりしますよ。