ＪＲ餘部駅を紹介します。
　突然なんで？

　とくには無いのですが、この鉄橋の左手に見える斜面の過去に撮った写真に用事があって、餘部鉄橋に何度も立ち寄った記憶も蘇ったのです。
　
　この餘部駅（鉄橋）ですが、1986年（昭和61年）12月28日に余部鉄橋列車転落事故という悲惨な事故が発生したことで知られています。
　兵庫県美方郡香美町香住区余部に位置しており、谷間を抜ける海からの強風で旧鉄橋を渡る列車が転落して下の工場を含めて多数の死傷者が出てしまったのです。

　そんな過去があり、強風に負けない安全な運行を可能とする新鉄橋に更新された今は、何の問題もなく列車が運行されています。
　そして、旧鉄橋の一部や駅を保存しつつ、「余部クリスタルタワー」、余部鉄橋「空の駅」などが整備されています。
　鉄道が好きな人は、皆さんご存じかと思います。

　どうです？
　山と山を鉄橋が結ぶ景色は？
　海が見えて、下に住宅地。
　これも一種の絶景だと思います。

　旧鉄橋を下から見上げます。
　鋼材のトラス構造が旧鉄橋で、上空のコンクリート製の鉄橋が新橋です。

　上に上がると、旧線路が残されており、当時の面影を残します。
　上の写真は東を向いた写真です。

　こちらは西へ向いた方向です。
　奥に人が見えますが、その先くらいまで行けます（残っています）。
　廃線とはチョット違いますが、旧線路は廃線となっているのです。
　いうなれば部分的な廃線でしょうか。
　道路でいうならば線形改良的な処置です。

　クリスタルタワー（エレベーター）を昇降する際には横から見ることができます。

　余部クリスタルタワーの入り口。

　余部クリスタルタワー横には、旧鉄橋の基礎なども残されています。
　駐車場もあるので、トイレ休憩やサボラーの聖地でもありましょう。

　近くの海岸線から日本海を見た写真。
　快晴でしたので、美しい景色でした。
　少し、香美町側へ行ったところか、ひょっとしたら新温泉土木事務所の近くで撮影したものかも知れません。
　仕事で何度も近辺に行っているので、どこだったかハッキリしません。
　要するに、場所を忘れましたということです（笑）
　しかし、これも絶景。