「山中の砂防ダムの袖にあるフェンス」

 砂防ダムには大体ですが袖部にフェンスがあります。
 
 堰堤の中央方向へ歩いていくと、高さがどんどん高くなります。
 ですので、落ちたら危険なのです。
 このため、立ち入り禁止のフェンスを設置するのです。
 
 よく写真を見てください。
 両側にフェンスを張り出して、絶対に入るなよ!って意思表示しているでしょ?
 どんな山の中でもフェンスが入っていることが多いですよ。
 
 基準で決まっているので。

 各管理体の基準書に柵を入れる位置を明示しているはずです。
 高さ2mを超える範囲に、人を入れない。
 高さ2mを超える境界部に立ち入り防止柵を設置する。

 正確には高所作業装備が無い人を入れないという感じでしょうか。
 高さ2mを超えると高所作業にあたります。
 ですので、専用の道具(安全帯など)を適切に使用しないと入れません。
 つまり、それを明示していることもフェンスの役目でもあります。

 入ったらだめ!
 ここから先は高所作業です!
 落ちたらヤバイ!よ。
 そんな感じでしょうか。 
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 表も裏も、高さがあります。
 落ちたら危険です。
 なので、入られたら困るのです。
 責任問題になるので。
 それでもフェンス交わして入って怪我したら?
 それは解りません。。。。
IMG_6026

 本題とは違いますが正面の写真です。
 今では少なくなりつつある不透過型ダムです。
 残存型枠を使用しているので、どうしても見た目は良くないですね。
 コスト重視ですから仕方ないです。

 高さがあるでしょ?
 落ちたら怪我するのは間違いない。