「高潮対策のためのパラペット嵩上げ」

 都市部で、河川や海岸沿いのパラペットを嵩上げしているのを見かけますね。
 でも、良く思います。

 たったこんだけ?
 こんだけの嵩上げを工事せなあかんの?!
 写真を示しましたが、どれも20cmほどの嵩上げです。
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 大阪の石津川。
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 白い部分が嵩上げ。
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 しろい分だけパラペットが高くなった。
 つまり、高潮水位に対して20cmほど高く対応できるようになった、ってこと。
 その下の旧パラペット部分も古くはない。
 化粧型枠を使って丁寧に作っているので、平成くらいなんじゃなかろうか。
 それを造って以降、間もなく嵩上げが必要になったってことだろう。


 次の写真は高石市内の沿岸近くにある旧海岸提?
 住宅地と沿岸地帯を分離している重要なパラペット。
 これも20cmほど嵩上げされている。
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 こんな感じで、ちょっとの嵩上げだけども、これをしないと越流してしまったら意味がない。
 塩水は想像以上に被害を大きくする。
 水位が出なくても、塩水が入ると農作物もダメ。鉄製品全般もダメになるから。

 そして、この対策延長は沿岸延長に匹敵する。
 もっと言うと、河川を遡っていくのでその護岸延長も。

 相当な距離を嵩上げしている。
 連続して対策しないと意味が無いから。

 でも、しなければならない。
 だから、嵩上げした。ということ。
 局所でも越流されたら被害は広がる。


 そもそも、なんで嵩上げしてんのか?
 たぶん、高潮の潮位レベルが上がったんでしょう。
 過去の記録やシミュレーションでその潮位が決まるので、見直せば見直すほど、上がっていくのだろうと感じる。
 温暖化による海水面の上昇、大型台風の襲来。
 そんなヤツに対応していると、どんどん上がっていく高潮潮位。。。。。

 今現在、もう、この高さでは耐えられないってこともあり得る。

 ある程度の未来を織り込んで設定しているはずだろうけど、その見込みを越えて海水面が上昇したら??
 もう、嵩上げなんて追いつかない。
 ソフト対策で、逃げるしかない。
 財産が海水に浸からないように2階に置くものを選別しないとならない。
 車は?

 保険は?
 大変。

 自然に抗うって、簡単な事じゃない。
 事が大きすぎて他人事じゃないのに、他人事みたいになっちゃう。
 当事者になるまでは。。。。。。
 どんな災害も同じだけど。


 そこが、難しい。
 私もおんなじだと思う。
 危惧すると思いつつも、具体的アクションは鈍い。
 その目に遭って、はじめて自分事になるんだと思う。。。。。
 私も同じく。