近所の公園。
 葛の葉1号公園。

 大阪府和泉市葛の葉町3丁目6


 信太高校の横にある。
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 綺麗な公園です。
 今年(R7)3月に、リニューアルしました。
 樹脂製の遊具に更新されています。
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 平日の昼には、ベンチでお弁当食べる人も居ます。
 隣にファミリーマートがあるので、ちょうどいい場所でもあります。

 つい先日まで工事中でした。
 フェンスの奥に見える新しい遊具に、子供たちが期待している姿が微笑ましかったです。
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 古い遊具を撤去して、新しい遊具に更新したのです。
 更新される前の遊具は、結構難易度の高い鉄パイプで構成された渡りがセットされた滑り台、ブランコ、そしてジャングルジムでした。

 いずれも、最近は事故があって(ここでは無く全国的に)、危険性を指摘されていた系統の遊具でした。
 昔の子供は平気だったんですけれどね。。。

 今は、大変。
 怪我したら、管理者(自治体など)が責められる。
 リニューアルしてショボくなった、という子供の意見もあります。
 難しい遊具は、それなりにニーズもあったのでしょう。

 どんな遊具だった?
 改修される前の遊具の写真が残っていました。
 もう、存在しません。
 鋼製のレトロな遊具です。
 鉄パイプ並べた滑り台も今では珍しかった。
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 どうです?
 結構、みんなアスレチックしてるでしょ?
 こっちの方が良かったと言う子供の意見も、確かに理解できます。
 落ちたら怪我する、ていうレベルの難度を求めるイメージでしょうか。
 確かに、理解できます。
 子供の運動神経も鍛えられそうですものね。

 同様に、木材で組んだ
 アスレチックみたいなのも、どんどん消えてますものね。
 難しい遊具にトライしたい!という子供たちもいますから。
 残念に思う子もたくさん居るでしょう。

 これ、実に難しい問題。
 これも、トレードオフなのでしょう。
 私は、子供のころ、回転する地球儀みたいな鉄パイプの球体が好きでした。
 アホみたいにグルグル回す。
 遠心力で降り飛ばされる子もいる。
 そんな遊びは、今は許されないのでしょうね(笑)
 ジャングルジムですら、落下して危険ということで無くなってきています。

 先日は、昭和を振り返る番組で、「回旋塔」なる遊具がどんどん姿を消し、捜索したところ宮城県の白石に発見したというVTRが流れていました。
 掴まっていないと振り飛ばされる危険な遊具なので、残っていないとか。
 支柱1本で支えるので、折れたりしたこともあるそうで、管理者は苦労したのでしょう。

 そんな、危険も含んだ遊具で遊びながら、危機意識も育てられてきたと思うのです。
 なんだかなぁ。。。と思います。
 なんでもかんでも、丸く収めないといけない世の中なので、しょうがないのでしょう。

 そんなことを、近所の公園のリニューアルを見て感じた次第です。
 時代の流れを感じるなぁ(年取ったなぁ)。