今日は、ちょっと違った切り口です。
最後の方に、超マジメな話も書いたりします。
私は大阪の湾岸エリア(南寄り)に住んでいますが、ランニング中に気になる施設(設備)を見つけました。
港に面したグラウンド(野球場)の横に、照明塔と並んで発電機と何やら設備がありました。

近くで見ると。1m以上、高くかさ上げしたステージの上に施設があります。
おそらく、高潮、津波対応だと思います。
大阪湾の南寄りでは、津波よりも高潮の方が浸水深が大きい予想となっていますので、これも高潮浸水深で設定されているのでしょうね。
ステージの上に、ヤンマーの発電機が載っているのがわかります。
つまり、外部電源消失時にも、何かを動かせるようにしている。
と、いうことです。たぶん。

照明塔の照明のために非常用電源があるのではない、と思うのですが。。。
なんでしょうね?
照明塔に併設して、携帯電話のアンテナっぽいのもあるので、通信施設のフォローなのか、それ以外の何かなのか?
です。
いずれにしても、高潮等の浸水時、非常用電源を確保するために設置されているとみて間違いないでしょう。
ちなみに、ここから山手側へ歩いていくと、港エリアから市街地へ移る境界で、写真のように大きな高低差があります。
右側が海(港)です。
左が、山手側です。
ん?違うだろうって?
海側の方が高いって?
そのとおり、海側が高いのです。
その高い海側で、さきほどの嵩上げステージの非常用電源設備ですよ。
それよりも遥かに住宅地側が低い!

家の1階分くらい、右の路面より低いんですよ。
高潮、津波が、この右側の道路よりも更に高い高さで来る可能性があるってこと?
そうなんですが、道路面だと確かに浸水する恐れがあるのですが、実はパラペットがあるんです。
それがわかるのが次の写真です。
パラペットがあるので、海側と山側を行き来するのに開口部があるのです。
つまり、それだけ高いパラペットが必要で、それだけ浸水のリスクがあるということ。
わかるかなぁ?
パラペットの上端まで水が来たら、住宅地側では1階は完全に水没するレベル。

そんな大浸水が来たら、この陸閘門を閉めないとなりません。
これ、閉め忘れたら、大浸水です。
忘れました!って笑い事じゃないミスが無いようにしないとならない。
オートマチックが多いでしょうが、地震時にちゃんと機能するか未知ですよ。
想定外なんて、簡単に生じます。
レールが歪んだらどうします?
電気が来ないとどうします?
そもそも地震前に自動閉鎖機能が故障していたら?
こんな危ないエリアに、ものすごい人口が住んでいる。
もちろん、私も住んでいる。
気を付けないと。

ほんと、浸水時に、この閘門が閉まらなかったら。。。
そう思うだけで、恐ろしいです。
そして、こんな感じの陸閘門が、沿岸に沿って、大量に設置されています。
大量にあるからこそ、どれか作動しないなって確率も上がっちゃう。
怖いですよ。
それぞれが、機能するように、有事にちゃんと閉まってくれるように、日ごろからの訓練や役割分担確認、プロセスチェックなどが重要なのですよね。
公助、自助が最大限の効果を発揮しないと、助かる命も助からなくなるし、せっかくの設備が確実に稼働しないと意味をなさないことがあるとか、ほんと、皆で知っておかないと、だめだと思います。
誰かが助けてくれる?
んなことは無い。
そんな大災害の時は、みんな被災者になっちゃう。
自分で助かろうとしないと、助けが来る前に死んじゃう。
自分で逃げる、助かることを普段から学んでおかないといけない。
ひとつの判断で、命を失うか、助かるか、そんな場面に直面する恐れがあるのですよ。
そして、それを子供たちに、教育していくことが重要なのでしょう。
義務教育期間内に、積極的に防災を学ぶことが重要です。
そうして、教育を受けた子供が大人になり、そして子供へ伝える、教育する。
好循環を回していかないとならない。
そんなことを、ランニング中にふと感じるって、それはそれで、良いことだろと思う。
備えあれば、被害最小!(憂いなし)
最後の方に、超マジメな話も書いたりします。
私は大阪の湾岸エリア(南寄り)に住んでいますが、ランニング中に気になる施設(設備)を見つけました。
港に面したグラウンド(野球場)の横に、照明塔と並んで発電機と何やら設備がありました。

近くで見ると。1m以上、高くかさ上げしたステージの上に施設があります。
おそらく、高潮、津波対応だと思います。
大阪湾の南寄りでは、津波よりも高潮の方が浸水深が大きい予想となっていますので、これも高潮浸水深で設定されているのでしょうね。
ステージの上に、ヤンマーの発電機が載っているのがわかります。
つまり、外部電源消失時にも、何かを動かせるようにしている。
と、いうことです。たぶん。

照明塔の照明のために非常用電源があるのではない、と思うのですが。。。
なんでしょうね?
照明塔に併設して、携帯電話のアンテナっぽいのもあるので、通信施設のフォローなのか、それ以外の何かなのか?
です。
いずれにしても、高潮等の浸水時、非常用電源を確保するために設置されているとみて間違いないでしょう。
ちなみに、ここから山手側へ歩いていくと、港エリアから市街地へ移る境界で、写真のように大きな高低差があります。
右側が海(港)です。
左が、山手側です。
ん?違うだろうって?
海側の方が高いって?
そのとおり、海側が高いのです。
その高い海側で、さきほどの嵩上げステージの非常用電源設備ですよ。
それよりも遥かに住宅地側が低い!

家の1階分くらい、右の路面より低いんですよ。
高潮、津波が、この右側の道路よりも更に高い高さで来る可能性があるってこと?
そうなんですが、道路面だと確かに浸水する恐れがあるのですが、実はパラペットがあるんです。
それがわかるのが次の写真です。
パラペットがあるので、海側と山側を行き来するのに開口部があるのです。
つまり、それだけ高いパラペットが必要で、それだけ浸水のリスクがあるということ。
わかるかなぁ?
パラペットの上端まで水が来たら、住宅地側では1階は完全に水没するレベル。

そんな大浸水が来たら、この陸閘門を閉めないとなりません。
これ、閉め忘れたら、大浸水です。
忘れました!って笑い事じゃないミスが無いようにしないとならない。
オートマチックが多いでしょうが、地震時にちゃんと機能するか未知ですよ。
想定外なんて、簡単に生じます。
レールが歪んだらどうします?
電気が来ないとどうします?
そもそも地震前に自動閉鎖機能が故障していたら?
こんな危ないエリアに、ものすごい人口が住んでいる。
もちろん、私も住んでいる。
気を付けないと。

ほんと、浸水時に、この閘門が閉まらなかったら。。。
そう思うだけで、恐ろしいです。
そして、こんな感じの陸閘門が、沿岸に沿って、大量に設置されています。
大量にあるからこそ、どれか作動しないなって確率も上がっちゃう。
怖いですよ。
それぞれが、機能するように、有事にちゃんと閉まってくれるように、日ごろからの訓練や役割分担確認、プロセスチェックなどが重要なのですよね。
公助、自助が最大限の効果を発揮しないと、助かる命も助からなくなるし、せっかくの設備が確実に稼働しないと意味をなさないことがあるとか、ほんと、皆で知っておかないと、だめだと思います。
誰かが助けてくれる?
んなことは無い。
そんな大災害の時は、みんな被災者になっちゃう。
自分で助かろうとしないと、助けが来る前に死んじゃう。
自分で逃げる、助かることを普段から学んでおかないといけない。
ひとつの判断で、命を失うか、助かるか、そんな場面に直面する恐れがあるのですよ。
そして、それを子供たちに、教育していくことが重要なのでしょう。
義務教育期間内に、積極的に防災を学ぶことが重要です。
そうして、教育を受けた子供が大人になり、そして子供へ伝える、教育する。
好循環を回していかないとならない。
そんなことを、ランニング中にふと感じるって、それはそれで、良いことだろと思う。
備えあれば、被害最小!(憂いなし)
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