建設コンサルタントの仕事として設計や工法検討は複雑です。
 いろいろな条件や制約があったり、発注者(お客様)との約束事や決め事(技術的な事からスケジュール管理まで幅広く)など、様々なことを踏まえつつ仕事をしなければなりません。

 そんな時、発生してしまうのがウッカリミス(うっかり忘れ)です。
 相手から言われて、はじめて「あっ!忘れてた!」「そうやった!」と気が付くことがあります。

 私も、過去に、そんなことで怒られたことは何度かあります。
 (記憶の限り、何度か。。。のはず(笑))

 例えば、端部の擦り付けは、ラウンドカットでよろしく、って言われてたのに、カクカクって書いてて、「言ったじゃない!」って怒られる。
 あるいは、植生基材吹付は種無しって言ったよね?と言われ、「あ!忘れてた!」とか。。。

 こりゃ、結構ありそうだな(笑)

 笑いごとで済む忘れなら良いのですが、構造的に、こうしてくれと言われてたのが違う構造になってたりしたら、もう大変。
 幸い、私は、その手の失敗(ド忘れ)はないので。多分。
 
 そんな感じで、案外、大事な取り決めを忘れるのです。  
 打合せ協議簿に書くんですよ?ちゃんと。  
 でもね、実務期間中に、その協議簿を見直さないんです。  
 発注者にOKもらったら、ISOファイルなんかに挟んでお蔵入り。

 最後の成果品製本(電子成果取りまとめ時)などに見て、あ!!これ!こうしないといけなかったんだ!とか、言うんです。
 まぁ、そこで気が付けば、まだ直す猶予はわずかに残ってますが。。。
 発注者の所へ持って行ってから指摘されて気づくとかなりシンドイ。

 せっかく協議簿にまとめてても、こうなっちゃう。

 以前、PCモニターに付箋ハリネズミのことを書きましたが、付箋で貼ってても忘れる人は忘れるんです。
 付箋って、チョロっとしか書かないから案外スルーしちゃう。
 実際に、付箋貼って貼ることがゴールの人も居ますけれどもね。

 そんな失敗は、下請け家業では致命的です。
 次から仕事が無いかも知れません。
 そんなもんで、私は考えました。

 その答えが、コレ。
 窓にメモ貼る。
 絶対に見る。
 ガラスにテープは貼って剥がせる状態。
 天窓があるので採光に問題もない。
 これしかない!
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 今のトコろ、良き効果を発揮していますよ。
 図面貼ったり、作業進捗を書き込んだりと。
 机に広げるより作業性も高い。
 いやぁ、いいところに気が付いたと自画自賛。

 さあ、3月ですね。
 年度末も暮れていきます。
 皆様、頑張りましょう。