泉大津市は大阪湾に面して港や運輸拠点になっています。
 そんな港でクレーン台船をみかけますが、作業中の台船を見ることがでたので紹介します。

 まずはじめに、クレーン船の話からです。
 最初の写真がクレーン船です。
 船としての機能をもち、土砂などを運搬するストックスペースをもっています。
 海上で海底の砂をすくい上げて港で降ろす作業なんかをしています。
 
 もちろん、湾内で、航路上の水深を維持するための溝堀り作業もやっているところもあります。
 名古屋港なんかは、すぐに河川から出た土砂で水深が浅くなるので航路確保は重要だと聞きます。

 このクレーン船は、動力を持っており自力航行を基本とします。
 ちなみに、これは高石市の港湾エリアで見た船です。
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 次からが泉大津市の港湾エリアで見つけたクレーン台船です。
 左側の門柱の上に何かを設置している最中でした。
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 下の写真が反対側からの写真です。
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 そして、正面からの写真です。
 何かを設置しています。
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 このクレーン台船は、恐らく動力を持っていると思います。
 ですが湾内の接岸や微調整中はタグボートで押したり曳いたりして移動します。
 タグボートが後ろと横に居るのが見えると思います。
 
 また、台船工法に紅白のポールが立っていると思いますが、これを海底に突き刺してアンカーにすることもできます。
 そうすることで作業性能が向上します。

 最初にみたクレーン船は機動性、クレーン台船は機能性を重視しているとも言えるかも知れません。

 専門家ではないので、こんな程度しか解らないのですが、空母みたいでカッコイイですね台船は。
 小型のものであれば、河川を遡って橋梁や護岸工事に利用されたりもします。
 昔見た、作業の写真がありますので、興味があればどうぞ。

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