先週の土曜日、近所のカナートモールでワークショップに行ってきた。

 大阪の森の木でスプーンをつくろう
 (木と親しむワークショップ)

 森の大切さ、そして、森を管理することの重要性を教えて頂きました。  
 (もちろん、知ってますよ(笑)森林部門の技術士でもありますから(笑))

 森を荒廃させると、斜面の崩壊などのリスクが増えます。  
 森を荒廃させると、生物の多様性が失われます。  
 森を荒廃させると、CO2の吸収量が減ります。
 森を荒廃させると、木材の供給能力が落ちます。

 こんな感じで、いろいろと、問題があるのです。

 そして、森(特に人工林=植林地)を管理するうえで大事なのが間伐です。
 さらに、この間伐材をなんとかして商品化し、搬出するようにしないとなりません。

 間伐材を放置すると。。。。
 土砂災害時に流木となって流れてきます!!
 これが近年の土砂災害をさらに凶暴にしています。
 河川は橋梁部で閉塞します。
 土石流に流木が混じると家屋への破壊力が増します。
 幹で家屋を薙ぎ払うイメージ。

 とにかく!
 森を守るという事は、自分たちの生活を守ることと同じなのです!
 わかってください。これは強く言いたい。
 先人たちの守ってきた森を放置することで、自然災害も厄介になってきているのです。
 結果、自分たちに返ってきてしまう。

 そんなことを、思い出しました。

 さてワークショップの結果ですが、次の写真のとおり。
 立派?にできました。
 簡単な作業だけでしたので。
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 案内書。
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 キット。途中まで先生が作ったそうです。
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 作業前。スプーンの先が厚いです。
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 作業後。どうです?薄くなったでしょ?
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 丸みも帯びたと思います。
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 完成。クルミの油をすり込んで少し艶が出ました。

 こんなワークショップをつうじて、山や森、木材の大切さを広めるNPO法人の活動には頭が下がります。
 ぜひ、皆さんも知って頂ければと思います。

 「NPO法人木育フォーラム」さんの方が講師をされていました。
 
 主催はエイチ・ツー・オーなんで、阪急阪神さんですね。