建設コンサルタントの業務は、手前味噌ですが高度な技術力を要する仕事です。
もちろん、それ故に対価もそれなりにあります。
そんな建設コンサルタント業務の代表格で花形は「設計業務」です。
国土交通省などが公表している技術者単価を見ればその価値が解ります。
例えば、設計の技術者単価と、測量の技術者単価や地質調査の技術者単価を比べてみてください。
それが、平均的な技術者の価値を可視化した金額です。
設計技術者が一番高いはずです。
そんな高度な設計業務ですが、実は研究職と同じような思考プロセスで履行しているのです。
(しているハズだよ!?)
え?何?それ?って言っている設計技術者は、まだまだ若造です(笑)
具体的に説明しましょう。
研究者は、「仮説検証」というプロセスで研究を進めます。
そう、
「仮説」=「仮の答え」
を立て、それが正しいか検証、検討を行っていくものです。
メリットとして次のことが挙げられます。
・スピードアップ(無駄な事をしなくなる)
・精度の向上(やろうとすることが理解できてるのでミスが減る)
では、設計業務ならどうなるのか?
こんなイメージでしょうか。
「仮の答え」=「成果品(解析手法、比較採用工法、構造、設計図や報告書)全体のイメージ」
「検証」=「安定解析、比較検討、構造計算」
普通でしょ?
設計書、特記仕様書、既往調査成果等を受領して目を通し終わった段階で、既に業務のゴールをイメージし終わる。
これがベテランの域。
最初に、資料見て、そして構築は終わる。(驚)
あとは、安定解析、比較検討を経て、ちょっと違うな?って部分を補正しながら、時に方向転換も迫られながら進め、成果品完成までたどり着くのです。
熟練度が上がれば上がるほど、このゴールイメージの精度は究極領域に達し、
若手が1か月かかる設計業務を1週間でやり切ることも可能となります。
つまり、これは界王拳(笑)。
あるいは、赤い彗星(笑)
一切、無駄なく、真っ直ぐゴールへ突き進む。
発注者協議も、こうだから、こうしますね!
という形で、押しきる(笑)
協議日程も検討が終わる前に先に押さえてロス日数を最小化する。
そうしないと、儲からない(会社としても個人としても)。
そう、標準価格で10人工(日)かかる作業を、3人工(日)で終わらせる。
究極の稼ぎ方。
これプラス長時間労働で儲けは莫大に。。。(これはダメ)
この効率化ができないと、建設コンサルタント業界で生き抜けない。
修行です。修行。
若い人は、設計書類や既往資料受領した段階で、報告書の目次と主な作業内容、そして想定される結果を書き出してみてください。
これが上達すればするほど精度が高くなって、作業が速くなります。
なんでもそう。
考えて、どうしたら向上するかをイメージしながら作業しているのと、とにかく手を動かさなきゃって気持ちだけでやっているのでは大差が出るよ!
そして、ありきたりの言葉、PDCA。
結局、仕事が速い人は意識的に、あるいは無意志にPDCAしながら作業しているのです。
これも、仮説検証法と同じです。
というか、そのものでしょう。
計画し、行動し、チェックして、修正行動する。
言葉ばかり先行して、カッコイイ、聞こえの良い言葉でPDCAが大事なんだよって吹いて回っている有名無実のような技術者では無く、あれ?俺、無意識にPDCAしてたんだぁ!って技術者になってください。
物事の本質を見て行動するという事なのでしょうが、さすがにソコまでは私は解りません。
釈迦でも仙人でもない、ただのオジサンなので。
では、技術者の皆さん(技術者で無くとも良い)、「仮説と検証」ですよ。
意識して、仕事(作業)しましょう。
最後にもう一つ。
なんでもそうですが、物事に、必ずという正解はありません(と思う)。
自分に合う方法、考え方を確立し、それを極めることが大切だと思います。
そして、それも、時に軌道修正していけば良いのではないでしょうか。
これは、こうなんだよ!
この作業は、こうやるしかないんだよ!
なんて、決めつけしか出来ない技術者にならないように、柔軟にね。
心技体。調和と安定。
研ぎ澄まされた心から、最大のパフォーマンスは引き出される(はず)。
がんばれ!
もちろん、それ故に対価もそれなりにあります。
そんな建設コンサルタント業務の代表格で花形は「設計業務」です。
国土交通省などが公表している技術者単価を見ればその価値が解ります。
例えば、設計の技術者単価と、測量の技術者単価や地質調査の技術者単価を比べてみてください。
それが、平均的な技術者の価値を可視化した金額です。
設計技術者が一番高いはずです。
そんな高度な設計業務ですが、実は研究職と同じような思考プロセスで履行しているのです。
(しているハズだよ!?)
え?何?それ?って言っている設計技術者は、まだまだ若造です(笑)
具体的に説明しましょう。
研究者は、「仮説検証」というプロセスで研究を進めます。
そう、
「仮説」=「仮の答え」
を立て、それが正しいか検証、検討を行っていくものです。
メリットとして次のことが挙げられます。
・スピードアップ(無駄な事をしなくなる)
・精度の向上(やろうとすることが理解できてるのでミスが減る)
では、設計業務ならどうなるのか?
こんなイメージでしょうか。
「仮の答え」=「成果品(解析手法、比較採用工法、構造、設計図や報告書)全体のイメージ」
「検証」=「安定解析、比較検討、構造計算」
普通でしょ?
設計書、特記仕様書、既往調査成果等を受領して目を通し終わった段階で、既に業務のゴールをイメージし終わる。
これがベテランの域。
最初に、資料見て、そして構築は終わる。(驚)
あとは、安定解析、比較検討を経て、ちょっと違うな?って部分を補正しながら、時に方向転換も迫られながら進め、成果品完成までたどり着くのです。
熟練度が上がれば上がるほど、このゴールイメージの精度は究極領域に達し、
若手が1か月かかる設計業務を1週間でやり切ることも可能となります。
つまり、これは界王拳(笑)。
あるいは、赤い彗星(笑)
一切、無駄なく、真っ直ぐゴールへ突き進む。
発注者協議も、こうだから、こうしますね!
という形で、押しきる(笑)
協議日程も検討が終わる前に先に押さえてロス日数を最小化する。
そうしないと、儲からない(会社としても個人としても)。
そう、標準価格で10人工(日)かかる作業を、3人工(日)で終わらせる。
究極の稼ぎ方。
これプラス長時間労働で儲けは莫大に。。。(これはダメ)
この効率化ができないと、建設コンサルタント業界で生き抜けない。
修行です。修行。
若い人は、設計書類や既往資料受領した段階で、報告書の目次と主な作業内容、そして想定される結果を書き出してみてください。
これが上達すればするほど精度が高くなって、作業が速くなります。
なんでもそう。
考えて、どうしたら向上するかをイメージしながら作業しているのと、とにかく手を動かさなきゃって気持ちだけでやっているのでは大差が出るよ!
そして、ありきたりの言葉、PDCA。
結局、仕事が速い人は意識的に、あるいは無意志にPDCAしながら作業しているのです。
これも、仮説検証法と同じです。
というか、そのものでしょう。
計画し、行動し、チェックして、修正行動する。
言葉ばかり先行して、カッコイイ、聞こえの良い言葉でPDCAが大事なんだよって吹いて回っている有名無実のような技術者では無く、あれ?俺、無意識にPDCAしてたんだぁ!って技術者になってください。
物事の本質を見て行動するという事なのでしょうが、さすがにソコまでは私は解りません。
釈迦でも仙人でもない、ただのオジサンなので。
では、技術者の皆さん(技術者で無くとも良い)、「仮説と検証」ですよ。
意識して、仕事(作業)しましょう。
最後にもう一つ。
なんでもそうですが、物事に、必ずという正解はありません(と思う)。
自分に合う方法、考え方を確立し、それを極めることが大切だと思います。
そして、それも、時に軌道修正していけば良いのではないでしょうか。
これは、こうなんだよ!
この作業は、こうやるしかないんだよ!
なんて、決めつけしか出来ない技術者にならないように、柔軟にね。
心技体。調和と安定。
研ぎ澄まされた心から、最大のパフォーマンスは引き出される(はず)。
がんばれ!
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