水糸。
 現場では今でも必須です。

 写真のように、水糸を仕上げのラインに張って、それを目安に構造物を設置していく。
 この水糸を「張る技術」も職人技であり、張った水糸に「合わせて施工する技術」も職人技であります。
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 水糸に合わせて、矢板の天端ブロックを設置している最中です。
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 天端ブロック設置の全景です。
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 別の現場で街渠ブロックの設置のための水糸が張られていました。
 現場打ちとプレキャストの併用作業なので、かなりベテランの技術が必要なケースでしょう。
 このような、現場での施工手順や実際のシーンを若手は見ない。
 また、苦言をいっちゃった。

 でもね、実際に施工している現場を見ないと、ほんと、ダメな設計屋になるから。
 上の人も、ちゃんとソレを教えてあげてください。
 ネットで十分なんて思ってたら、あきまへん。
 可哀そうですよ。