池上曽根遺跡は、弥生時代中期頃の環濠集落で、広さ約60万平方メートル。
 環濠の内側に、掘立柱建物群があり、中央には大型の掘立柱建物があります。

 これに隣接して作られているのが、「市立池上曽根弥生学習館」です。
 泉大津市のホームページに「市立池上曽根弥生学習館(池上曽根史跡公園)」のページがり、次のように説明がありました。

 弥生時代のものづくりを「いつでも」「だれでも」体験できる施設です。泉大津市と和泉市に広がる弥生時代の大集落「池上曽根遺跡」。その北側で、弥生時代を「みて」「きいて」「ふれて」楽しんでください。

 このように書かれており、
 体験型の学習館のようです。
 実際に入ってみました。
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 全景。見た目のデザインは好印象ですね。
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 中庭です。円筒状の建物は、下の写真の杭材との見学施設です。
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 杭材が保存され、アクリル板を挟んで真上に立てます。
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 杭材等の発掘状況説明図です。柱と井戸のあたりが円筒状の施設で見学できます。
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 円筒状の施設の一番奥に、当時の井戸(祭事用?)があります。
 かなり大きいクスノキをくりぬいた井戸だそうです。
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 井戸の説明文があります。儀式用の水として利用された。
 直径2.3m。およそ2000年前の暮らしに利用されていたとのこと。
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 中の様子です。
 様々な学習材がおいてあります。
 奥ではワークショップができるとのことで、見学した日はちょうど小学生たちが土器を作っていました。
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 入口入ってすぐのところに、ワークショップの案内がありました。
 右の看板にプライス出てるの見えると思いますが、安い。
 興味ある人は、やってみたらどうでしょう。
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 案内所では、おみやげも販売していました。
 右の開運勾玉が気になります。
 200円なら、買おうかな。
 今回は見るだけでした。

 泉大津市として、歴史を学ぶことに力を入れているのですね。
 歴史というより人類のルーツ?

 せっかくですので、
 池上曾根遺跡の本体についても、改めて紹介したいと思います。