「ガードレール」

 ガードレールって、いろいろあります。
 今回は、基礎に着目してみました。

 最初に見るのは連続コンクリート基礎。
 擁壁や護岸の天端に設置するタイプで、結構多いですよね。
 コンクリートに支持するので根入れは小さいです。
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 次は土中式。
 土に直接刺す。
 支持力が弱いので根入れがながいです。
 最近は、あんまり使わないですよね。
 使うとしたら、山岳道路で、谷側に土羽や平地余裕があっての場合ではないでしょうか。
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 次は単独基礎。
 昔は結構使っていましたが今は少ないのでは?
 これはガードパイプですが、許容応力(設計外力)を低めに設定した場合は可能なのでしょう。
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 最後は仮設タイプ。
 施工現場ではH鋼にセットしたタイプが多いですが、ある程度の期間設置する本設レベルの仮設ガードレールとなると、これくらいのコンクリート基礎になります。
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 ガードレールの基礎と言っても、さまざまな形式があります。
 しかも、ガードレールの設計外力によっては基礎形式に制約も出ます。

 こんな一般的と思える構造物でも勉強しないと、設計できないんですよ~。
 簡単じゃないです。

 そう、
 世の中に、簡単な設計業務なんて、存在しないのですよ。

 簡単、、、、。もし、その言葉があり得るとしたならば、
 「経験を積んだ結果、簡単にできるようになった」というだけの話なのですからね。
 最初から簡単って、ことは、まず無い。

 そりゃぁ、一流の技術者が集う建設コンサルタントの仕事に関して、簡単な仕事があるわけない。
 「簡単だよ、簡単」っていう先輩や上長の言葉を安易に信じないこと(笑)

 「結果として、簡単にできるようになった」、というだけの話なのですから。

 基準や指針、物理学や数学など、理論を示すものはたくさんあります。
 それを知っていれば設計業務ができるのか??

 否。

 応用力と経験が無ければ無理。
 経験と応用力か?

 どっちでもいいのですが、基準や思想、指針を、その現場、作りたい構造物に当てはめて、つまりモデル化して、計算、検討することが出来ないと意味がない。

 理論を振りかざしても、「実務」ができなければ、意味がない。。。。。
 いざ、業務を任されて、手が動かせなければ意味がない。
 (あるいは適切に「具体的に」後進に指導できなければ、意味がない。)

 建コン技術業務も、ある意味、モノを創り出す仕事です。
 検討書、設計図、報告書などの成果品を創り出すのです。
 それには、経験、応用力が無いと無理なのです。

 教科書にのっている知ったかぶった?知識だけでは、戦えません。。。。。
 それだけは、最後に書いておきました。

 そう、基準や指針などの知識を「実務に使えなければ」意味がない。
 (あくまでも技術屋家業に対しての話ですからね、勘違いしないでね)
 これだけは、確実に言えることです。ヨ。