今回は、南海電気鉄道の高師浜駅です。
 レトロな駅なのです。
 
 南海電気鉄道 高師浜線の終着駅。1919年(大正8年)開業。
 特徴として、駅開業以来の駅舎がホーム端にあり、正面入口上部にステンドグラスがはめられている。後鳥羽院の「恋すてふ 名のみ高師の浜千鳥 なくなくかくる 袖のあだ浪」と和歌に詠まれた浜千鳥が題材となっているステンドグラス。

 一部が破損しつつあることから、駅開業100周年を機に2020年3月に南海電鉄から高石市に寄贈され、今の高師浜駅にはレプリカが設置されているということです。

 これは知らなかった。単に古い駅という訳ではないのですね。
 全線高架化工事のため、数年間、お休みしていましたが現在は運行しています。
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 駅舎全景。周りは開発が進みマンションが多いです。
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 駅舎前はモザイクタイル?のような美しい装飾です。
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 駅舎に入ると、自動改札、自動発券機などあり無人駅となっています。
 レトロな駅者にハイテク機器の融合。
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 これが最初に説明しましたステンドグラス。レプリカなんですね。
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 今では珍しい路線図と時刻表。
 南海本線では、ほとんど残ってないでしょう?
 今は、時刻表はQRコードでネットで見るようになっています。
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 ホームは直近の高架工事より前に高架になっていました。
 そのため、年季が入っています。
 高架化されたのは、もっと奥側、羽衣駅方面だと思います。

 他にも、伝統ある駅舎が幾つか近くにあります。  
 浜寺公園駅などは、高架改修事業に伴い旧駅舎を保存してカフェ駅舎、ギャラリーに使用しています。  
 別の記事で紹介しています。

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