「コンクリートポンプ車」
  それとミキサー車も

■コンクリートを打設するには?

 コンクリートを打設する際、様々な機械を使用します。
 まずは生コンが必要ですが。。。。
 生コンは買ってくる(手配する)のが一般的ですね。

 でも、庭仕事なら一番簡単なのが、手練り(笑)
 (笑)と書きましたが、これが一番最初の手法です。
 そう、舟にセメント、砂、骨材、水を次々投入してスコップで混ぜる。
 コンクリートの原始です。

 その次が現場ミキサー。
 動力で回るツボみたいなミキサーでセメントを練る。
 これも手動から原動機付きに進化していった。
 いずれも、現場で。作る!

 そして、コンクリートプラント設立が本格化すると、ミキサー車やアジテータが登場する。
 ここで、コンクリートと生コンクリート(生コン)という言葉が出てきますが、生、と付くとビール!かも知れませんが、要はフレッシュ、まだ固まらないコンクリートのことです。

 そして、正式名称は、
 「レディーミクストコンクリート」
 (英語:ready-mixed concrete)
 JIS A 5308で、性能が規定されています。

 ミキサー車は、生コン材料を混ぜながら、コンクリートを作りながら現場に向かう、あるいは現場に居る車両で、恐らく、皆さんがミキサー車と呼んでいるものとなります。
 アジテータは、出来上がった生コンを攪拌する機械、あるいは攪拌運搬する機械です。

 なんか、曖昧なのですが、実際には
 両者に明確な違いが無くなってきているのが現状です。
 
 このコンクリートミキサー車からダイレクトに打設することも可能です。
 車両横づけで、下方に打設箇所があればミキサー車についているシュートで狙って落とせば生コン打設できます。
 現場打ち側溝なんかを打設する際はコレが多いでしょう。
 
 でも、コンクリートミキサー車が打設位置まで行けない場合。
 例えば道がない。
 近くによると支持力がない。
 (トラフィカビリティが低い)
 打設構造物が連続的に続いて打設点をズラしながら打設したい。
 そもそも高い場所。
 など、様々な原因、要因があります。

 そんな時、大活躍するのがコンクリートポンプ車です。


■コンクリートポンプ車

 コンクリートポンプ車。
 長いアームで、遠くまで生コンを打設することができます。
 アームを動かしながら打設点を調整することもできます。
 写真の風景が、生コンミキサー車と、コンクリートポンプ車のランデブーの現場です(笑)

 まずは、コンクリートポンプ車が打設位置へセットされます。
 そこへ生コン車が近づいてきます。
IMG_8209

 そして、コンクリートポンプ車の後ろに生コンミキサー車が接近、隣接します。
 そして、後部からシュートを使ってポンプ車へ生コンを渡します。
 ランデブー完了!(笑)
IMG_8211

 次の写真が、そのランデブーを反対側から見た写真です。
 後ろに写っているのは、池上曽根遺跡のメイン復元家屋です。
 和泉市を主として泉大津市にも跨っている広い遺跡公園です。
 その儀式棟にあたります。
 そう、ここは「池上曽根史跡公園」の公園拡充工事の現場です。

 史跡公園のすぐ横には、これまた泉大津市立の「池上曽根弥生学習館」があります。
 こちらは、体験型の学習施設で、結構、楽しめます。
 私のブログでも記事で紹介しています。

 紹介記事のリンク>>「池上曽根弥生学習館」の紹介記事(私の)

 この写真は、池上曽根遺跡の中をたまにランニングで通過するので、その時に見つけた作業風景です。
IMG_8215
 ランニング(散歩でもいい)していると、いろいろと見れるし、気が付くようになりました。
 こんなチョットした現場を見るだけで、技術者として成長できるのに、若い人は見にいかない。
 また苦言かい?というけれど。
 見ないとダメっす。

 写真手前の型枠の組み方とか、見ておいたら床掘の余裕幅がなぜ必要か?
 なんてことも実感できる。
 深さ50cm以下なら鉛直掘りでもOKってのも理解できる。

 何ごとも、目で見て実感しないと理解が深まらない。
 ネットで見るだけでなく、現場で感じることが記憶にも留まりやすいのです。


■住宅建築でもコンクリートポンプ車は活躍する

 せっかくなので、住宅地で見つけたコンクリートポンプ車です。
 昼休みで休憩中でした。
 稼働していません。
 もちろん、コンクリートミキサー車もいません。
IMG_3391
IMG_3389
IMG_3390
 小型ですが、住宅の基礎なら、このクラスで十分なのでしょう。
 綺麗に、基礎の鉄筋が組まれていますね。


■もちろん大工事でもコンクリートポンプ車は活躍する

 「都市高速鉄道 なにわ筋線 難波地区工事」現場。

 そこでもコンクリートポンプ車は活躍していましたよ。
 しかも、ダブルで。
 ものすごい生コンの打設量だと思われます。
 なので、ミキサー車も出入りが激しい!
IMG_3330
 生コン打設「祭」かもしれません。
 

 どうですか?
 あちこちで見かけるコンクリートポンプ車ですが。。。。
 もちろん、ミキサー車も。
 普段から観察するクセをつけておくと、なんかのときに役に立ちますよ。
 もちろん、土木技術者にとって、ということですが。

 がんばれ!若手技術者たち。
 未来を担う若者たちよ。