縞鋼板(シマコウハン)。昔から設計図面でよく見る鋼材です。
 水路の蓋などに使われています。

 調べると、圧延によって表面に連続した滑り止め用の突起を付けた鋼板を指し、建築ではチェッカープレートとも言うらしく、CPLという記号で明示されるとか。

 熱延時に互い違いに格子状の小さな突起(リブ)を付けているもので、圧延時の圧延ロールに模様付きをセットすることによるものとのこと。
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 確かに、よく見ると、交互にリブがついています。
 でも、これ、「縞」??

 「縞」を調べると、
 複数の平行もしくは交差する線で構成された文様の総称。
 となっている。

 なるほど。交差も縞の区分に入るとな。

 「縦縞」、「横縞」、「格子縞」。
 という訳です。

 つまり、縞鋼板(シマコウハン)の縞は、「格子縞」の類なのでしょう。

 今更ながら、勉強になりました。