建設コンサルタントでも、他の業種の会社でも、恐らく同じかと思います。
 何が?

 上機嫌に、「〇〇君を育てたのは、俺だよ!」

 というお偉い様が居たりするのは。
 でも、あんまり言わない方がいいです。

 なんで?

 人は、勝手に育つものです。
 特に、自己に向き合って努力したり取り組んだりしている人は、周りを見て良きを吸収し、悪しきは排除しつつ成長するものです。

 もしも、育てたという要素が少なからずあるとしたならば、
 それは、キッカケを与えることができたり、導きができたに過ぎないと、私は思うのです。
 (しかも、意図せず偶然なこともあり得る)
 最悪なのは、反面教師?として、活用されたなんてこともあり得る(笑)

 なので、「〇〇君を育てた!」
 は、実態とはチョット違うんじゃないのかなぁ、と思う事例が多いと想像できるので、
 あんまり言って回ると、煙たがられるリストに入っちゃうんじゃないかなぁって心配してしまうのです。
 
 でも、
 でもです。
 そのキッカケや導きだけでも与えることができる人は、スゴイんです。
 世の中に、そんな役割を果たせる人間がどれほど居るか?
 そんな居ないですよ。
 他人に成長や、成功、導きを与えられる人間なんて!

 ですので、そんな考察もあるなかで、「〇〇君を育てた!」
 と豪語する人は、周りに自分は神か仏かと自称しているようなモノなので、怖いです。

 人ぞれぞれ、性格が違うので、否定はしませんが。。。。。

 ただし、
 少なからず、本当に他人の成長や成功、導きを、本当に与えた人間は存在するはずです。

 しかしながら、
 そんな人は、たぶんですけれども。。。。
 周りに「〇〇君を育てたのは、俺だぁ!」
 なんて、言わないんだろうなぁと思う次第です。

 この話、面白いと思った人は、そんなことは言わないタイプの人でしょう。
 ムッとした人は、そんなことを言っちゃったりするタイプの人かも知れません。

 周りの人は、そんな目で人を見ているので、この件に限らず、時々、自己を見つめ直すことは大変重要なことなんだと、つくづく思います。

 あ、でも、
 「あのトウモロコシ、育てたのは俺!」
 とかは、言っても大丈夫だと思いますよ(笑)

 おしまい。