バックホウの足下の走向装置、キャタピラー?  
 キャタピラーって一般的に言ってますね。キャタ、キャタって。  
 バックホウそのものをキャタと言っている場合もあります。
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 で、キャタピラーって、会社の名前(日本キャタピラー)にまでなっているので、キャタピラーは正式な装置名称では無いのだとうろ思いました。
 では、バックホウの走向装置の本当の名前はなんだろう?
 って、ふと思い返しても、答えが出ませんでした。

 調べると、驚愕。  
 知りませんでした。というか、カッコイイ!

 「無限軌道」または「腹帯」という。無限軌道!!

 無限軌道って言われたら!
 「わが青春のアルカディア 無限軌道SSX」ですよ。
 若い人には解らないか。

 調べると、
 脱線しましたが、車両用走行装置の 一種 で1801年イギリスのトマス・ジャーマンによって発明され1904年アメリカのホルト社が農耕用トラクターの走行装置として実用化したとされる。
 だそうです。

 まだまだ、知らないことが沢山ありますね。

 ところで、この無限軌道(カッコイイなぁ呼び名)、標準的には鋼製なのでしたが最近はゴム製が多くなっています。
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 なんでゴム製の無限軌道?
 実は、舗装された公道においては、鋼製の無限軌道での施工は許可されません。
 よって、ゴム製の無限軌道を装着したバックホウ(に限らず)が使用されているのです。
 ただし、鉄板等で養生した箇所での限定的な鋼製無限軌道の使用は許されるはずです。
 また、工事区内とされる範囲内のみの運用となります。
 ナンバーを取得した特殊タイプであれば、公道を自走して移動も可能です。

 通常は、輸送用低床トレーラーに載せての移動になります。
 そう、あのガンダムとか輸送するような荷台の低い、長いトレーラーです。
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