「敷鉄板」

 工事現場でよく見る地面に敷かれた鉄板。
 なんのために敷いているのか?
 たかが鉄板と侮るなかれ!
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 幾つか理由があります。

 ・軟弱地盤で重機が沈まないように支持力対応(応力分散して支持力を得る対応)。
 ・舗装道路を傷つけないよう養生のために敷く(鋼製の車輪や腹帯で傷付けない対応)。
 ・工事区の出入口にある程度の延長で設置して泥落とし対応(外に土を撒き出さない対応)。


 こんなのが理由だと思います。
 何かの理由があって置いてあるのです。
 鉄板敷いているのも気が付かない人も居るかも知れませんが、いろいろと現場では周りに気を使って施工(工事)をしています。

 ちなみに、敷鉄板はリースが多かったりします。
 もちろん、大きな施工会社であれば、資材ストックヤードに自前の敷鉄板、たくさん置いていると思いますが。。。。

 その敷鉄板、実は、規格があって、ある程度、カタチが揃っています。
 適当に、鉄板を並べているわけでは、ないんですよね~。

 そんなことにも、触れていければと思っています。
 
 新しい記事で、
 「敷鉄板の厚み、どれを使う?」を追加しました。
 サイズも、紹介。
【関連記事(敷鉄板の厚み、どれ使う?サイズと)】
 >>敷鉄板はどれを使う?厚みの選択は経験的なモノが主みたい



 わかりやすい?ケースとして、
 近所の道路工事の現場でみつけました。
 バックホウを走らせる敷鉄板。
 雨が降ると、下がぬかるむ状況なんでしょうね。
 鉄板を吊るすために、それぞれに穴があいているの解りますか?
 敷鉄板を敷くのも、大変ですから。

 重いので、事故になる恐れもありますよ。
 すべては安全が優先する。ってやってはいますけれども、ヒューマンエラーは完全には防げません。。。。
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 ここでは、道路(通行路)に面したエリアに敷いているので、もしかしたら出入り口用かも。
 あるいはここで、荷を吊るので応力が局所に作用しても傾かないように敷いているのかも知れません。2.9tクレーン仕様のバックホウです。
 それら、全てを目的にしているかも知れませんね。
 
 つまり、いろいろな効果が期待できるということです。
 考えれば面白いものです。
 こういうのが気にならない(興味がない)人には全く意味が無い話ですが。。。。


 こんな話をたくさん書いてますが、
 そんな工事会社の人の苦労や努力を一般の人たちに知ってもらいたいという思いもあります。
 (もちろん、設計屋さんも敷鉄板の計画をしますよ。)
 このブログで紹介することで、少しはそういう面でも貢献できると嬉しいです。