設計業務には、報告書に施工時の留意点ってのを記載します。最後の章だったりしますね。
これって、意外に難しいです。
施工計画も難しいのですが、施工時の留意点も同様に難しいです。
理由は、一般的に設計技術者が施工をあまり知らないからです。
経験を積んだ設計技術者は、現場を見たり、過去の現場クレーム?等で鍛えられていますから、なんとなく書けます。
ですので、経験や施工現場も見たことが無い若手技術者に、これを書くことは至難の業なのです。
何を書くの?
そうですね、私が今、まさに書いている業務であれば、アンカー類の定着層の問題になります。
メーカー製品使用(あるいはプレキャスト構造物)の施工であれば、規定通り施工すれば品質は保てます。一方で、現場加工や現場打ちコンクリート、地中構造物(アンカー類含む)であれば、施工時の条件や技術者・技能者の能力で品質が左右します。
そんな品質の左右を小さくしてあげられるコメントが求められているのではないでしょうか。
そんな事、わかっているわい!、と現場から一喝されるような内容もあるかも知れません。
ですが、世の中には、マジで!?ありえねぇ!っていう施工不良があったりすることも事実です。
そんなことで、施工している状況をイメージしながら、何か問題になることが無いか?
現場で判断に苦しむことは無いか?
と思案して、報告書を書くわけです。
ちなみに、アンカー類の定着地盤への確実な定着は、定形文のようなモノですが、結構奥が深くて、どうして注意しなければならないか、という理由も添えないとだめです。
例えば、
今回の現場は、崖錐堆積物層が厚く、かつ巨礫混じりですので、岩盤線を間違えるリスクがあります。なので、注意してくださいね。
ちなみに、断面図はこんな感じになっています。
解決策としてチェックボーリングもありますが、現場加工可能なアンカー類であれば、ボーリング調査のある地点から施工を初め、徐々に施工を進めることで、次のアンカーの定着地盤出現をある程度予測しながら施工できます。
現場加工が難しい製品(アンカー類)であれば、チェックボーリングを並行、先行しながらの施工を推奨します。
みたいな感じですかね。
あくまで例ですよ。
これって、意外に難しいです。
施工計画も難しいのですが、施工時の留意点も同様に難しいです。
理由は、一般的に設計技術者が施工をあまり知らないからです。
経験を積んだ設計技術者は、現場を見たり、過去の現場クレーム?等で鍛えられていますから、なんとなく書けます。
ですので、経験や施工現場も見たことが無い若手技術者に、これを書くことは至難の業なのです。
何を書くの?
そうですね、私が今、まさに書いている業務であれば、アンカー類の定着層の問題になります。
メーカー製品使用(あるいはプレキャスト構造物)の施工であれば、規定通り施工すれば品質は保てます。一方で、現場加工や現場打ちコンクリート、地中構造物(アンカー類含む)であれば、施工時の条件や技術者・技能者の能力で品質が左右します。
そんな品質の左右を小さくしてあげられるコメントが求められているのではないでしょうか。
そんな事、わかっているわい!、と現場から一喝されるような内容もあるかも知れません。
ですが、世の中には、マジで!?ありえねぇ!っていう施工不良があったりすることも事実です。
そんなことで、施工している状況をイメージしながら、何か問題になることが無いか?
現場で判断に苦しむことは無いか?
と思案して、報告書を書くわけです。
ちなみに、アンカー類の定着地盤への確実な定着は、定形文のようなモノですが、結構奥が深くて、どうして注意しなければならないか、という理由も添えないとだめです。
例えば、
今回の現場は、崖錐堆積物層が厚く、かつ巨礫混じりですので、岩盤線を間違えるリスクがあります。なので、注意してくださいね。
ちなみに、断面図はこんな感じになっています。
解決策としてチェックボーリングもありますが、現場加工可能なアンカー類であれば、ボーリング調査のある地点から施工を初め、徐々に施工を進めることで、次のアンカーの定着地盤出現をある程度予測しながら施工できます。
現場加工が難しい製品(アンカー類)であれば、チェックボーリングを並行、先行しながらの施工を推奨します。
みたいな感じですかね。
あくまで例ですよ。
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