以前、河川地下バイパスの記事で紹介しました近所の河川ですが、改修前の写真を撮っていました。
私も、以前(施工前)はどうなっていたか気になっていたのでしょうね。
自分が撮影したことを忘れていたのですが、その時は気になって撮影してたんだと思います。
改修工事が進む河川で、この後、どうなっていくのだろう?という単純な興味だけですから。
自分が設計に関わった訳でもないですから、まさに興味本位。
これが、その時の紹介写真、つまり、アフター(完成後)。
下流の地下河川バイパス吞み口を見た写真です。

次の写真が、その、ビフォー(施工中)写真です。
上流(手前)側の旧護岸が残っています。矢板で、施工端部を小口止めしている状況。

次の写真が、上流側を見たアフター(完成後)写真。こちらは概ね同じ範囲ですので、解りやすいです。右岸に見える個別指導塾の上流まで完成し、その上流は矢板むき出し状態。

次の写真が、そのビフォー(施工前)写真。
個別指導塾の付近は自立矢板が打たれ、その下流側は旧護岸がまだ残っています。
川幅が全く違うのが解ります。かなり拡幅できています。上の完成後写真では、塾沿いに護岸が完成していますが、この施工前写真では、塾と護岸の間に2m程度の空地が存在しています。単純に、このスペース分は拡幅されていることになります。しかも直壁なので流下断面の拡大は大きい。

一般の方は気が付かないのですが、写真を撮影している場所が橋梁上で、その上流区間が暫定改修(矢板打設)され、その下流が旧護岸という状況は、少ない事例では無いでしょうか。
橋梁架け替え工事が絡むと、どうしても河川改修は苦しくなります。
橋梁の管理者は誰??
そう、河川管理者ではなく、道路管理者なのです。
そんな事情もあって、なかなかシンクロして改修できないのです。
下流から上流へ押して行くのが河川改修の常道ですので、常識的には上流が先なのは少しイレギュラーしています。
下流から押していくことで、ボトルネック形成を避けるための方策なのですが、結局のところ、どこで溢れるかだけの違いなんですけどね。
ここのケースだと橋梁部分がボトルネックになってしまっています。
(現在は橋梁架け替え終了で解消済み)
【関連記事(地下河川(バイパス)は意外に身近にもある)】
↓ ↓ ↓
地下河川(バイパス)は意外に身近にもある(近所の事例に見る構造)
私も、以前(施工前)はどうなっていたか気になっていたのでしょうね。
自分が撮影したことを忘れていたのですが、その時は気になって撮影してたんだと思います。
改修工事が進む河川で、この後、どうなっていくのだろう?という単純な興味だけですから。
自分が設計に関わった訳でもないですから、まさに興味本位。
これが、その時の紹介写真、つまり、アフター(完成後)。
下流の地下河川バイパス吞み口を見た写真です。

次の写真が、その、ビフォー(施工中)写真です。
上流(手前)側の旧護岸が残っています。矢板で、施工端部を小口止めしている状況。

次の写真が、上流側を見たアフター(完成後)写真。こちらは概ね同じ範囲ですので、解りやすいです。右岸に見える個別指導塾の上流まで完成し、その上流は矢板むき出し状態。

次の写真が、そのビフォー(施工前)写真。
個別指導塾の付近は自立矢板が打たれ、その下流側は旧護岸がまだ残っています。
川幅が全く違うのが解ります。かなり拡幅できています。上の完成後写真では、塾沿いに護岸が完成していますが、この施工前写真では、塾と護岸の間に2m程度の空地が存在しています。単純に、このスペース分は拡幅されていることになります。しかも直壁なので流下断面の拡大は大きい。

一般の方は気が付かないのですが、写真を撮影している場所が橋梁上で、その上流区間が暫定改修(矢板打設)され、その下流が旧護岸という状況は、少ない事例では無いでしょうか。
橋梁架け替え工事が絡むと、どうしても河川改修は苦しくなります。
橋梁の管理者は誰??
そう、河川管理者ではなく、道路管理者なのです。
そんな事情もあって、なかなかシンクロして改修できないのです。
下流から上流へ押して行くのが河川改修の常道ですので、常識的には上流が先なのは少しイレギュラーしています。
下流から押していくことで、ボトルネック形成を避けるための方策なのですが、結局のところ、どこで溢れるかだけの違いなんですけどね。
ここのケースだと橋梁部分がボトルネックになってしまっています。
(現在は橋梁架け替え終了で解消済み)
【関連記事(地下河川(バイパス)は意外に身近にもある)】
↓ ↓ ↓
地下河川(バイパス)は意外に身近にもある(近所の事例に見る構造)
コメント
コメント一覧 (2)
以前、他社さんの道路設計業務(橋梁区間)の報告書を見たことがあります。橋台部にEPSを使っていましたが、もしかしたら、河川管理者との調整が難航して、工期の終盤で荷重ゼロの発泡スチロールで橋台を嵩上げたのかもって思いました。
河川の水がスムーズに下流に流れれば、そこに住んでいる人は安心できますね。
上岡地盤防災
が
しました