「堤防の坂路は下流向きばかり」

 大きな川に行くと坂路があって、河川内や高水敷きへ降りられますよね。
 その坂路、恐らく下流向きばかりでは無いですか?

 そう、基準で決まっていて、下流向きが原則です。
 河川工事で坂路を仮設するときも、基本的には下流向きにしないとなりません。

 何故かというと、万が一の増水時に坂路を乗り上げて洪水が上がってきてしまうことを防止するためです。
 そんな些細なことも考慮しているのです。
 特に、近年では想定外の出水が頻発しているので、こういった万が一の事も考慮していることは重要なことかも知れません。

 下の写真は、上流から下流を望んだ坂路の状況写真です。
 下流へ向かってスロープとなっています。
IMG_7764
 下の写真は高水敷きから見た写真です。
 上流へ向かって登っています。
IMG_7765

 そんなことで、河川には色々と配慮された構造が隠れているわけです。
 都市構造物と比較すると、そういった配慮に気づきにくいですよね。