河川工事について何か書こうかと過去の写真フォルダを見ていると、面白いのを見つけました。
 2013年の冬。11月。非出水期に大和川で石積帯工が撤去されている現場を見に行った写真です。
 別に公式に見学した訳ではなく、周りの道路や堤防天端から丸見えなので、それを見たというだけの話です。
 ですので、細かい技術的な検討内容は知りません。

 写真にありますように、河道内を半川締め切り状態にして河床にある石積帯工を撤去しています。
 石積の帯工ですので、現河床より下に埋まっている礫群のようなイメージです。
 バックホウで掘り出して搬出するという工事でしょうか。
 
 左岸堤防天端から撮った写真です。
IMG_3370
 次は、直下の橋梁から撮影した写真です。
IMG_3379
 大型土のう(トンパック)を二列にならべ、その間を土砂で埋めるという二重締め切りのような締切工によってドライエリアを作っています。
 ポンプによって排水しており、窯場排水状態となっているように見えます。

 こういった施工現場を発見したら、必ず見に行くようにしています。
 見聞は経験。これは貴重な経験なのです。
 なんとか、若い技術者に、これを解って欲しい。 
 
【参考記事(河川工事に用いる仮設の渡河道路の計画)】
   ↓ ↓ ↓
 河川護岸等の工事に用いる仮設の渡河道路の計画とは