道路の真ん中になんかある。
 そんなシチュエーションに遭遇したことありますか?
 案外、いろいろとあるものですよ。


 仕事であちこち行っていると、道路の真ん中に樹木や祠、鳥居、社といった神仏が祀られているのを見かけます。
 私が実際に見たもので恐縮ですが紹介します。 

 これは、福井県越前市にある千足杉と小さな社です。
 昔は、越前海岸沿いの道路で落石対策や法面対策をたくさん担当したので、よくこの道を通りました。織田信長公の織田家の発祥の地の近くであったとも記憶しています。こちらの地名の読みはオタですけれどね。

 話を戻しますが、この杉を切ると「たたりがある」という言い伝えがあるそうです。
 道路を交わしてまで残すのですから、、、、。
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 次は、大阪市中央区の谷町にある道路の真ん中の鳥居と小さな社です。
 高樹齢のクスノキがあります。
 おそらくですが、こちらも切れないのでしょう。
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 次は、大阪の玉造でみかけたものです。
 2016年頃に見かけた写真ですので、今はどうかわかりません。
 明らかに、木のある部分を避けて道路が作られていますね。
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  パワースポットですね。

 そして、近所の和泉市でみかけた神社の参道?が主要な生活道路と重なっているケース。
 これって、案外ありそうですけれど。。。
 冷静に考えると、スゴイ構造ですよね。
 武内聖神社、と書かれています。
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 各地に似たような道路回避事例は多いと思います。  
 今も、昔も、スピリチュアルな理由(真実は未確認です)でさわれない場所はあるものですね。

 科学だけでは証明できない何かがあるのかも。。。。

 このように、事情があって触れない、移転できないという基準はどこにあるのでしょう。
 それは、特に無いのでしょう。

 本気?になれば墓地だって移設できます。
 文化財の建築物だって移設してたりします。
 さすがに古墳とかは無理かな(笑)

 最終的には、行政の判断ということでしょう。
 事業者と市町村、文化庁など。
 
 そりゃ、避けられるなら、避ける方がいいでしょうから、考える人も大変ですよね。
 お金の問題、技術的な問題、利便性の問題。
 どんな話でも、外野は好き放題言うだけですから。

 どんなことでも、お互い、事情を察したり、思いやりの心で対応できたらと思います。 
 なかなか、利害が絡むと難しいのでしょうけれども。

 そこをなんとか。