以前、鹿児島の桜島に火山砂防施設の見学に行った際、火山灰に埋まった鳥居を見ました。
 それまでは知らなかったのですが、大正3年(1914年)の1月12日に桜島が大爆発して黒神地区一帯を火山灰などで埋め尽くしたそうです。

 鳥居はもともと3mくらいの高さだったとか。つまり3m近く火山灰が降り積もったということ。
 鳥居は人が跨げるくりの高さとなって、いまもその姿を見せることで火山噴火の恐ろしさを後世に伝えています。

 地元の人の話によると、後世に伝えるために、あえて撤去あるいは復旧をしなかったということらしいです。技術者として、この目で見れてよかったと思います。
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 道路側から本殿側を見た写真
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 本殿側から道路側を見た写真
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 桜島島内から桜島噴火口方向を望んだ写真  
 (鹿児島湾に浮かぶ桜島の写真は多いが島内からの写真は意外と少ない?)
 
 火山防災も地震防災同様にいつくるか解らないし間隔は長いけれども、いつか必ず起こるうえに大規模であるという非常に大きなものを相手にしているので大変です。

 ハザードマップ周知や避難訓練、ワークショップに啓蒙活動や土地利用制限に資材、機材、食料備蓄と怠らないようにして、かつ、住民のひとりひとりが自助の意識を強く持たないと被害を抑えられない相手であることを日々認識して生活しなければなりません。