河川護岸や河川構造物の施工(設計)をするときに、河川を横断したり川道内に進入するための通路として仮設の渡河道路を設置するケースがあります。
水中重機の使用により水中施工(河道掘削、浚渫等ならあり得る)をする場合もありますが、土工やコンクリートあるいはプレキャストコンクリート製品を搬入、打設するために重機や運搬車両が施工地点まで直接的にアプローチできないと施工性が維持できないため渡河道路や川を渡らない場合でも坂路設置により川道内に入っていきます。
川道内では、トンパック(大型土のう)積の仮締切等で施工箇所をドライにしたうえで、目的の構造物を築造することになります。

(通りすがりに見た渡河道路。私の計画ではありあませんが参考に。)
では、これらはどのように計画するのでしょうか。
そもそも、河川工事が非出水期に行うのが前提です。
これについては、出水期が集中豪雨(梅雨)、台風等洪水が起きやすい時期をさし、非出水期はこれ以外の期間をいいます。
河川工事を実施する上での目安としては、出水期:6月1日から10月31日まで 非出水期:11月1日から翌年の5月31日までとしている例が多いのではないでしょうか。
この非出水期における河川水位(流量)に対応できる渡河道路内の管渠(フレキシブル管等)仕様や、仮締切の高さ等の検討、計画を行うことになります。
具体的には、過去5年間の非出水期における最高水位(最高水量)、あるいは過去10年間の非出水期における第2位の高水位(高水量)を対象に検討します。
検討区間の水位情報が無い場合は、直近の同流配区間における観測所のデータを使い、流量データがあればその流量を、水位データであれば等流計算で流量に直してそのデータを検討区間へ当てはめて計算することになります。
その基本条件となる流量データを用いて、検討区間の断面において仮設時の断面を等流計算により検証、調整することとなります。
データさえあれば、等流計算が主となります故に比較的簡単な作業ではあります。
ただし、注意すべきは仮設施設の施工に期間を要すると本施工期間が無くなるので、トンパック使用や土量削減、施工順序の効率化を図っていくことも必要となります。
水中重機の使用により水中施工(河道掘削、浚渫等ならあり得る)をする場合もありますが、土工やコンクリートあるいはプレキャストコンクリート製品を搬入、打設するために重機や運搬車両が施工地点まで直接的にアプローチできないと施工性が維持できないため渡河道路や川を渡らない場合でも坂路設置により川道内に入っていきます。
川道内では、トンパック(大型土のう)積の仮締切等で施工箇所をドライにしたうえで、目的の構造物を築造することになります。

(通りすがりに見た渡河道路。私の計画ではありあませんが参考に。)
では、これらはどのように計画するのでしょうか。
そもそも、河川工事が非出水期に行うのが前提です。
これについては、出水期が集中豪雨(梅雨)、台風等洪水が起きやすい時期をさし、非出水期はこれ以外の期間をいいます。
河川工事を実施する上での目安としては、出水期:6月1日から10月31日まで 非出水期:11月1日から翌年の5月31日までとしている例が多いのではないでしょうか。
この非出水期における河川水位(流量)に対応できる渡河道路内の管渠(フレキシブル管等)仕様や、仮締切の高さ等の検討、計画を行うことになります。
具体的には、過去5年間の非出水期における最高水位(最高水量)、あるいは過去10年間の非出水期における第2位の高水位(高水量)を対象に検討します。
検討区間の水位情報が無い場合は、直近の同流配区間における観測所のデータを使い、流量データがあればその流量を、水位データであれば等流計算で流量に直してそのデータを検討区間へ当てはめて計算することになります。
その基本条件となる流量データを用いて、検討区間の断面において仮設時の断面を等流計算により検証、調整することとなります。
データさえあれば、等流計算が主となります故に比較的簡単な作業ではあります。
ただし、注意すべきは仮設施設の施工に期間を要すると本施工期間が無くなるので、トンパック使用や土量削減、施工順序の効率化を図っていくことも必要となります。
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