私が得意とする斜面防災系の仕事は、ほかの設計業務と同様に基準や指針に従って設計することが求められますが、もっと大事なことは理屈がとおっていることです。
何の理屈?と思われるかも知れませんが、斜面を相手にする仕事ですので斜面のことを根拠をもちつつモデル化していかねばなりません。具体的には地質断面図であったり、その地質断面図のうち防災上のリスクを有するモノは何なのか?あるいは潜在的なリスクは考えられないか等、そこから引き出してくるこれらのリスクについては理屈が通ってないとダメなんです。
そして、それが報告書を読んだら解ることが重要なのです。
単に地質断面図を地質調査会社の成果から引っ張ってきて、土砂層が崩壊するかも知れないので、この層を対象にすべり解析をして対策工を検討します。ってのだけではダメなんです。
もっとも、このくらいの流れで通ってしまうことも多々なのですが。。。。
正確に考えるならば、その土砂層がなんで不安定化するの?ってことに触れ、理由、あるいは根拠を記述しなければなりません。だから崩れるリスクがあるんですよ。と。例えば、斜面勾配が安定勾配を超える40度前後をなし、N値が10未満と緩い層が3m程度で分布しており、斜面内には過去に発生したと推察される段差地形(崩壊しようとして斜面下方側が沈んだ崖地形)が多数見られますので、高強度降雨時に飽和度が上昇し、地盤強度(せん断強度)が低下して崩落するリスクがあります。といった感じです。
そして、さらに言うと、その土砂の下位に分布する風化岩や岩盤は安全なのですか?という部分にも触れなければならないでしょう。こういった各地層、土層に対しての評価を行い、そのうえでリスクをモデル化していくことが重要とります。
また、モデル化に際しては、斜面崩壊等の素因や誘因や崩壊機構について想定することが求められます。これらが一連の関係性をもって、安定解析のモデル断面となっていくのです。これらの説明が乏しく、単に計算だけやっているというような報告書も稀にありますので注意が必要です。
素因、誘因に関しては、前述しているように、斜面勾配がきつい、N値が低い土砂層が3mで分布するというのが素因で、高強度降雨が誘因となります。これらの条件から、土塊の飽和度が上昇して強度を失い崩壊に至る、という一連の流れが崩壊機構となります。
聞いてみれば簡単じゃん、となるのですが、地質調査成果をもらってゼロから考えるとなると案外むずかしいんですよ。
どんな仕事もそうですが、やっぱり好きじゃないと、できない仕事だと思います。
何の理屈?と思われるかも知れませんが、斜面を相手にする仕事ですので斜面のことを根拠をもちつつモデル化していかねばなりません。具体的には地質断面図であったり、その地質断面図のうち防災上のリスクを有するモノは何なのか?あるいは潜在的なリスクは考えられないか等、そこから引き出してくるこれらのリスクについては理屈が通ってないとダメなんです。
そして、それが報告書を読んだら解ることが重要なのです。
単に地質断面図を地質調査会社の成果から引っ張ってきて、土砂層が崩壊するかも知れないので、この層を対象にすべり解析をして対策工を検討します。ってのだけではダメなんです。
もっとも、このくらいの流れで通ってしまうことも多々なのですが。。。。
正確に考えるならば、その土砂層がなんで不安定化するの?ってことに触れ、理由、あるいは根拠を記述しなければなりません。だから崩れるリスクがあるんですよ。と。例えば、斜面勾配が安定勾配を超える40度前後をなし、N値が10未満と緩い層が3m程度で分布しており、斜面内には過去に発生したと推察される段差地形(崩壊しようとして斜面下方側が沈んだ崖地形)が多数見られますので、高強度降雨時に飽和度が上昇し、地盤強度(せん断強度)が低下して崩落するリスクがあります。といった感じです。
そして、さらに言うと、その土砂の下位に分布する風化岩や岩盤は安全なのですか?という部分にも触れなければならないでしょう。こういった各地層、土層に対しての評価を行い、そのうえでリスクをモデル化していくことが重要とります。
また、モデル化に際しては、斜面崩壊等の素因や誘因や崩壊機構について想定することが求められます。これらが一連の関係性をもって、安定解析のモデル断面となっていくのです。これらの説明が乏しく、単に計算だけやっているというような報告書も稀にありますので注意が必要です。
素因、誘因に関しては、前述しているように、斜面勾配がきつい、N値が低い土砂層が3mで分布するというのが素因で、高強度降雨が誘因となります。これらの条件から、土塊の飽和度が上昇して強度を失い崩壊に至る、という一連の流れが崩壊機構となります。
聞いてみれば簡単じゃん、となるのですが、地質調査成果をもらってゼロから考えるとなると案外むずかしいんですよ。
どんな仕事もそうですが、やっぱり好きじゃないと、できない仕事だと思います。
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