建設コンサルタントの業務の中で特に重要なのが打ち合わせです。
 主に業務の着手段階、中間段階、納品段階で行われますが、ここで発注先との合意形成をできなければ業務を完了することが難しくなります。

 私の個人的なイメージですが、「打ち合わせは説得である」と思っています。
 なぜなら、業務は技術的基準書や、過去の経験、ノウハウによって履行されて(して)いるため、一定以上のレベルの技術者が履行すれば発注仕様に沿ったものができるのです。このでき上ったモノを発注先に説明して納得してもらう、つまり説得作業になるのです。

 ここで、納得してもらえなけば、発注先から新たな注文や修正、方針転換等のいわゆる「手戻り」を生じてしまい、無駄な?労力を使わなければならなくなってしまいます。

 そんなのがイヤなので、必死で検討内容や成果内容を説明=「説得」するのです。
 この説得力こそが、コミュニケーション能力の集大成とも思っています。
 技術者の仕事は、大変ですよね。


 最後にもうひとつ。
 打合せは納得してもらうための場所であるのは間違いないですが、それに必要な資料(武器)を準備することも忘れてはなりません。
   
 武器(資料)は、どうやったら納得してもらえるか、納得させられるか、という視点を持って作成しないとなりません。  
 ダラダラなんか書いた感だけ出した資料じゃなく、要点を突いて核心に迫る資料、あるいは選択肢を提示しつつ、推奨案はどれかも提示する。そしてその理由と。
 これについては、十人十色なので、自分が一番作りやすいスタイルで作れば良いでしょう。

 あなたが、説明する時に、最も説明しやすい資料を作成すれば良いのです。
 (誰か別の人に説明してもらう資料なら、もっとシンドイよ!又聞きで伝える難しさよ)

 そうやって、どうやったら納得してもらえる?と考えながら資料を作成する癖をつければ、きっといい資料が作れるようになるはずさ。
 がんばれ!