「作業の方向性と作業内容と報酬」

 こんにちは。
 個人事業主として上岡地盤防災をやってます。
 今?フリーランスが注目されています。
 フリーランスを守ったりする法律が整備されたり、下請け法(中小受託取引適正化法(取適法))が厳格化されてきたりと。
 そんななか、下請けサイドとしての気を付けている部分に着目して記事にしてみました。
 見方によっては泥ってるなぁって思われる人もいるかも。
 そんな厳しい?世界なのですが。
 この記事は。。。。

 知ってもらいたいというより、既にみんなが理解してるから成り立っているって話なのかもしんない。
 (予算管理者は知ってても、実際にやりとりする担当者が知ってないと実効性がない)
 そして、結果、個人事業主(等)にとっては取引環境は良くなったって話かも知れない。

 そして、コレはちょっとヒネた話なので、エライ人は読まない方がいい(笑)
 様々な業界には、時に、様々な魑魅魍魎が潜んでいる?ってことも込みなので(笑)
 そう、前置きしておいて書き始めます。
 
 仕事って、作業の方向性と作業内容と報酬、これが重要(当たり前か)。  
 私は建設コンサルタントの下請けで斜面防災設計をやっています。  
 つまり、何かの条件に基づいて、一定の範囲内で注文を受けた作業を実施する、そんな業態です。
 やる作業の中身、方針、報酬は、極めて大事です。
 単位が小さい事務所は生きるか死ぬかの大ごとに直結もするやも知れません。

 だけども、現実として、その受注した業務の履行過程で、タイトルに書いた問題が生じる。
 そう、その作業のスタンスはどちらなのか?  
 「指示どおり作業する作業員型」
 「こちらで思案しある意味好きに検討などする作業」

 どっちなんだい?!
 ってこと。
 そして、極論、なんであってもいいんだけど、やった作業分は正規の報酬を頂きますよってこと。
 やる作業と報酬は、イコールなんですよって話。

 これを明確にしておかないと、大やけどする。
 あるいは知ってて頂かないと、大やけどする。

 例えば、指示通りやってもらうだけでいいって仕事で、「コレってこうした方がいいですよ?」なんて言うと、言うとおりにやってりゃいいんだよ!って怒られる。
 その逆で、こちらで思案して良き検討内容(方針)でやってくれって言われているのに、「どうしましょうか?」なんてしょっちゅう聞いていると、「もうお前には頼まん!」ってなるよね。
 
 そして、報酬に関して言うと、酷い時は、「うちは予算、コレだけしかないから、コレでよろしく。」そんなクリティカル・ヒットが飛んでくる(笑)
 うちはまだ無いですが。。。。。仲間内ではソレがあるって。。。。
 怖いですね!
 真夏の怪奇現象でしょうか?!

 でも、そのへん、案外、うやむやになっている。
 最初に聞けって?
 なかなか聞き辛い。
 下請けの身分で、偉そうに言えないもの。

 なもんで、相手の出方を見ながら、観察しながら、どっちなんだろう?
 って、読みながら作業しないといけない。
 これ、案外しんどい(笑)
 技術者(エンジニア)は駆け引きが苦手な場合が多い?
 そうかもしんない。
 だけど、そうでなくとも、しんどいと思う。

 なぜか?
 建設コンサルタントの仕事は、大元は官公庁であることが通常です。
 そう、国土交通省や都道府県、もちろん、農林水産省やら林野庁もあるし、市町村だってそう。
 そんな大元の発注者から、建設コンサルタントが受注して業務を履行する。
 その中から、外注として出てくる作業を下請けが協力会社(パートナー)という立場で下請ける。

 そう、そこ。
 親があって、子があって、って世界ではない。
 その時点で、実質(体感)、親、子、孫なんです。
 なので、下請けの下請け(孫請け)だと、実質(官公庁から見ると)、ひ孫です(笑)

 そうなんです!
 だから、最終の決定権や確定権は大元の官公庁がもってて、受注者の建設コンサルタントも官公庁に確認しながら仕事を履行しないといけない。
 その下請けともなると、それら上層に振り回されることも多々ある。
 それが、下請けの下請けともなると、もう、ぶん回されるわけです(笑)
 ひたすら無駄な作業を積み上げるのです(結果として)。
 必死なのは理解できますが、下請けがそれを被るのは間違いであります。

 そんなこんなで、指示通りやってりゃいいのか?良き案があったら言った方がいいのか?って話が出てきて、それを下から上に上げて行く過程で、ひん曲がったり、都合の悪いことは間引かれたりとするわけで、結果、上手く行かない訳です。そして逆もしかり。
 極め付きは、次々と無駄な作業を積み上げる。

 そんなこんなで、そんなリスクの高くなる下請けの下請け(孫請け)はしないのが上岡地盤防災のスタンスです。そして、◎◎円しか予算がないからコレでやってってのもお断りします。
 だけど、時にはソレをしないとならない、そんなシチュエーションも生じます。
 基本は断ります!(笑)

 それに、そもそも、孫請けでなくとも、元請けと発注者の関係性が悪いと、下請けの作業もぶん回されることになります(笑)予算が無いって話は時々聞きます。
 そりゃ、元請けがぶん回されていれば、下請けも巻き添え喰らうでしょうし。。。。予算もないんでしょう。知らんけど。

 そんな感じで下請け個人事務所にとってはリスク満載なのです、この世界。
 とにかく、無駄働きだけはしないよう気を付けています。
 口が悪く言うと、やった分はもらいます。
 やる作業分は、もらいます。
 役所の正規単価を基準に受注額を見積もりますので、その分はちゃんと頂きますよってことです。
 予算が無いという話は、作業する側には関係のない話ですから。
 そこ、意外にうやむやにされている。
 企業の予算管理が厳しいから、赤字を出せないから、ってのは理解できますが。
 それと、下請け、孫請けへの報酬は別の話ですよね。
 公正取引委員会の出番です!(笑)
 笑い事じゃないか。。。。
 指名停止になるもんね(怖!)

 あんた、生意気言うねぇ!
 って思うかも知れませんが、私(我々、下請け)は、それで生計を立ててます。
 また、あらゆるお客様に平等に接しています。
 特定のお客様に値引きやサービスをするわけにはいかないのです。
 あっちの会社に値引きしたらしいやないか!うちもマケロ!って言われます。
 向こうの会社にはサービス作業したらしいやないか!うちもヤレ!って言われます。 
 これは、ご理解ください。

 なんとなく、頭の回転が速い人は既に解って頂けてると思いますが。。。。

 とにかく、無駄な作業や、意味不明の検討はしたくないのです。
 冒頭の、基本スタンスを決めたとて、結局、官公庁から始まる上下関係と連携、適宜協議、ホウレンソウが上手くいってないと、下請け会社は巻き添えを喰らうというものであります。

 だけども、元請け様とちがって、下請けにサービスや余分な検討をする義務はありません。
 余分な作業を受けられるバッファー機構はありません。
 資本面も人材面も厳しいのです。
 もちろん、サービス作業をする義務は元請け様にも無いはずです。

 だけど、事実として、厳密に見れば仕様にない余分な作業はやっていると思います。
 私もサラリーマン時代に、契約にない作業をやったことはあります(過去ね)。
 今は厳しく契約書、仕様書に基づいていると思いますが。。。。
 大阪府なんて、特記仕様書に変更作業は変更契約が成ってからじゃないと認めませんって、そんな感じのことを書いてあったはず。最低でも打合せ協議簿で作業内容を変更する記録を作ってからでないと無理とかね。つまり口約束はダメってことね。
 それくらい、厳格化されてきているんですよね。
 時代の変化はダイナミックです。

 そんな時代だからこそ、下請け設計事務所も、余計なことはしません。
 無駄な作業はしませんってスタンスは当然なのです。

 今も時々聞きます。仲間内の話で。
 うちは、発注元から◎◎円しか頂いてないので、△△円しか出せませんって言われるって。
 それ、下請けの受注額に関係ないでしょ?!
 それ、今はダメなヤツじゃない!?
 そんな話題で盛り上がったりします(笑)
 でも、ほんと、それは、そちらの事情であって、こっちには関係ない話ですから。
 やった(やる)作業分は正規の報酬を頂きますよ!って話。
 だけど案外、良くあることのようです。半ば強引な値引きや増額カットなど。
 特定の会社や人だけかも知れませんが。
 私には、まだ縁がなくて、仲間内から絶対気を付けろよって言われるレベルですが。。。
 一定以上の規模の会社がやったら、公正取引委員会に、しょっ引かれる案件ですよね(笑)
 昔は、そんな話、よくあったと思いますけどね。
 私もサラリーマン時代では元請け側でしたので、下請けになった今は両方の気持ちや事情もわかっているつもりです。
 ですが、本当に時代が変わりましたね。
 
 なんじゃら、かんじゃら書きましたが。。。。
 今、私がソレに晒されている訳ではなくて、そんな事があるので注意しています。
 これからも、それは変わりませんって事を言いたかっただけなんです。
 今、お世話になっている元請け様は、本当に厳格に取引や契約ルールを守られてて、逆に私が勉強させてもらってます。
 なので、私も宣誓?します(笑)

 上岡地盤防災は、無駄な作業はしません。
 そして、作業に見合った正規の報酬を頂きます。
 それだけです。


 なんや、言いたいの、そんなことかい??
 当たり前のハナシじゃん。
 そんなジョーシキ、大袈裟に書くんじゃない!って?
 そう言ってくれるアナタは、出来たマネージャー様や担当技術者様です、きっと。
 私が今、お世話になっている元請け様と同じくです。
 そして、世の中の殆どが優秀なマネージャーや経営者様なので、この世界が正常に成り立っているのだと思っています。
 いつも、ありがとうございます🌷