「縦のつながりは消えたが、横のつながりが厚く広がってゆく」
(路頭に迷うリスクを背負う替わりに濃い経験に浸れる)

 個人事業主として2周年を機に、ちょっと真面目な記事を書いてみました。
 真面目と言うか自己の優位な部分を明確にして今後に役立てようって記事。
 結局、自分のための記事でもある(笑)

 まぁ、それは2周年の区切りなんで、許してください(笑)

 さて、本題です。
 私は建設コンサルタント業務の下請け専門です。
 土砂災害防止関連や斜面防災設計などを主に履行しています。

 そんな個人事業主のネットワーク変化は、時に充実に満ちることもある。
 そう、最近は思うようになりました。
 はじめた当初は孤立していく一方かと思っていましたが。。。。
 実際は逆でしたね。
 最近、そんな感情を抱くことが多くなりました。

 サラリーマン時代は縦の関係がシビアで横のつながりなんて頭に浮かんだことも無かったかも知れません。
 学会活動やら委員会活動やらで横のつながりが出来たと喜んでいる人を見た事がありますが、今振り返れば、失礼ながら、そんなのショボいなと思ってしまいます。
 なんで、そんな辛辣な事を言うかって?
 もちろん、私もサラリーマン時代は、社外の活動に参画することは横のつながり強化になると思っていました。事実、建コン委員会にも参画したこともあります。

 ですが。。。。個人事業主になって約2年。
 私自身の横のつながりがどんどん広がって、厚くなるにつれ、ひと昔前のサラリーマン時代の縦社会って何だったんだろう?社外活動が横のつながりだって思ってたのは何だったんだろう。。。
 そう思うようになりました。

 もちろん、それはそれで、必要なのでしょうが。。。。
 サラリーマン縦社会。
 社外活動。
 それはそれで、多くの人をプラスに導いた(救った)のでしょう。

 その環境でなければ生きていけない人もいる。
 その環境でなくとも難なく生きていける人もいる。
 サラリーマンという身分に自身を担保しているのか、そうでないのかにもよる。

 私は、たまたま、個人事業主が向いていた可能性がある。
 ただ、それだけのことなのかも知れない。

 しかし、ひとつ言える。
 サラリーマン時代ではありえない横のつながりの広がりが出来た。
 これは、絶対にサラリーマンではムリだ。
 企業という鎧を身につけているメリットが、無限のネットワーク拡大に対してデメリットにもなる。
 サラリーマンには会社の就業規則というものがある。
 他社の技術員と業務を通じて議論を深めることも稀だ。

 もちろん、サラリーマンでも横のつながりはいくらでも出来ると言う人もいるだろう。
 そう、外で飲み友達になればいい(笑)

 だが、個人事業主での横のつながりは、そんなんじゃない。
 会社の壁を越えた横の仮想繋がりなので、絶対にサラリーマンではこれを超えられない。
 確かにショボい外注先だ。吹いたら飛んでくほどショボい(笑)
 しかし、私と言う個人事業主を介して、様々な会社が仮想で繋がっている。

 何が言いたい?
 そう、A社との業務で培った経験をもとに、B者の業務に臨める。
 そして、B社との経験をもってC社の業務も戦える。
 C社との経験を踏まえてA社の業務でさらなる内容向上が図られる。
 多種多様かつ高密度な経験が、多角的な対応力を強化する構図となっている。

 一見、普通のように思えるけれど、サラリーマンではありえない関係性。
 あらゆるものがクロスオーバーしていくイメージ。
 そもそも、経験する「数」が圧倒的に多い。
 サラリーマン時代は、件数多いって言っても限度があった。
 技術力キャパシティもそうだが、そんなにたくさん、落札できない。
 特定のカテゴリーの業務ばかり数を受注できない。
 そんな条件と比較すると、今の個人事業主で受ける量は比較にならないくらい多い。

 つまり、経験値の蓄積量も、比較にならないスピードになるということ。
 まぁ、受け付ける脳みそ(メモリやコア処理能力)が私に残っているかは別として(笑)
 とにかく、すごい環境なんだと実感できている。

 もちろん、表立って、そんなことは言わないし。
 元請けの会社も、他社の事情なんて聞かない。
 私の受注量や経験状況なんて聞かない。
 依頼した業務が滞りなく完了すれば、基本、それでいい。

 だけども、私はあらゆる会社から仕事を頂いている事実がある。
 あらゆるシチュエーションや、方針をもって切磋琢磨した経験を積み上げている。
 今まで30年以上の経験があってもである。
 そして、この歳になってもである。

 まだまだ、積み上げる経験はいくらでも溢れていて、そのチャンスに巡り合えている。
 私の下地が、まだまだショボかっただけかも知れない。
 少なくとも、私の中の比較論ではそういうカタチなのである。

 この密度の高い実績(実務経験)は、明らかにサラリーマンとして一つの会社では得られない。
 なんども同じこと言って恐縮だけども、絶対に無理だ。
 そう思う。

 サラリーマン30年以上を経験したが、その間の経験速度と比較して、明らかに個人事業主になったほうが経験速度(密度)は遥かに高い。
 この事実は、恐ろしいほどの強みになる。
 もちろん、表立って、その具体的な内容なんか宣伝しない(できない)。

 手持ちの強みだから。
 手の内を晒す必要などない(晒せない)。
 余計な話は情報漏洩になる。
 守秘義務は絶対だ。
 実務で技術課題に応えれば(貢献すれば)いいだけのこと。
 
 ただ、私を介して、私に依頼をくれる企業様(正確には担当者様)の経験値も同時に高めることが出来ているかも知れないという不思議な関係性が出来ている。
 守秘義務があるので、具体な内容を相互に伝えることなどできないが、私の中にスキル・経験値として宿ったことについては、あちこちの業務で発揮することに問題はない。
 このことは、とんでもなく強大なポジティブ要素であり、醍醐味なのだと思う。

 これらは、そう簡単に得られるものではない。
 素晴らしい立ち位置(個人事業主)を与えてくれた、そんな巡り合せに感謝しています。

 路頭に迷う強大なリスクを背負いながらも、個人事業主の醍醐味を感じることができるのは幸せな事です。
 そう、路頭に迷うリスクは、恐ろしく強大で、いつも隣りあわせであることは間違いない。
 これは恐怖以外の何モノでもない(笑)
 残念ながら、これだけはサラリーマンが圧倒的に優位だ。
 何度も言うけれど収入が保証されないということは、強大なリスクなのである。
 残念ながら、それをスリルとして感じるほどの精神も持ってはいない。

 だけども、私に依頼を頂ける企業様(担当者様)に対しては、私のもっている経験で最大限のソリューションを提供できるように頑張って参ります。

 もちろん、個人事業主なので、報酬に応じた内容になるのはご容赦ください。
 路頭に迷うリスクと背中合わせなので、そこはご理解ください。
 (簡単に、「サービスでやっときます」とは言えないので。。。。)
 それが言いたかった?(笑)
 見積書見て、「高い!」て思っても、最後は「安かった!」って思って頂きます(笑)
 なんかのキャチコピーみたいですが。。。。

 たかが一匹。
 されど一匹。
 その一匹が何かの役に立てば光栄です。
 表舞台に居なくても、裏方(下請け)でできることもある。
 変なプライドが無かったから問題なく受け入れられているのかも(笑)
 その初心を忘れることなく頑張って参ります。

 これからも、どうぞよろしくお願いいたします。


上岡地盤防災
2周年を迎えての感想みたいなヤツでした。 
(自己暗示?みたいなんも入っているけどね!)