「木は枯れながら生きている」

 TVで見た事がある。
 木は、枯れながら生きている。
 生きながら枯れて行くだっけ?
 そんな感じ。

 それを、改めて感じられる木に出逢いました。
 もちろん、似たような木はたくさんあります。

 ですが、今回の木は本当にわかりやすい。
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 石川県能登町の柳田植物公園にある木です。
 どうですか?
 幹の中が空洞になっている。
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 内側向きは腐っています。
 崩れ落ち、虫に食われたりして砕片化して消失。
 幹の断面を上から見ると「C」みたいな形状でしょう。
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 外側の10cmくらいだけだと思います。
 生きている部分ってのは。

 そもそも、生きている部分って?
 水を吸い上げている活動断面範囲だけだと思います。
 つまり、普通の木でも中心やその周りは水を吸ってないのでしょう。
 木材と化しているって感じ。

 樹皮から数年分の範囲が生きている部分で、それより奥は死んでいる。
 枯れている。
 表現は様々あるだろうけれども、不活性な状態なのだと思う。

 不思議な事です。
 桜の木を再生するのに、この内側の空洞を治療して根を出させるって話をTVで見たのです。
 NHKの午後の番組(ニュースーン)で、山形からだったかな?
 それで、木は中央は死んでるって、言ってた(はず)。

 桜の空洞の中に土かなんか入れると、根が出てきて空洞が埋まるって。
 そして、その根から新しい枝が出てくるとか。
 そんな神秘的な話でした。

 いや、ミステリーなのかも。
 空洞はセメントみたいなんで塞いで防腐しろって頭にあるので、ある意味ショックでした(笑)
 土とか入れるって発想はなかった。

 物事って、絶対的な正解など無いのだと思った。
 固定観念は可能性を阻害するリスクを有する。
 そうなんだと。