「ケスタが見られる紀伊田辺」

 ケスタ地形って言われると特殊なイメージが沸きます。
 ですが、案外、身近にあったりします。

 私の住む近畿地方でも、紀伊田辺に結構ダイナミックなのがあります。
 ちなみに、ケスタ地形とは次のようなものです。

 ケスタ地形は、硬い地層と柔らかい地層がゆるく傾斜する地域で、侵食の差によって一方が急勾配、もう一方が緩斜面を形成し、それらが連続的にみられる丘陵地形です。
 一般的な特徴としては次のとおり。
・片側は崖のように急斜面
・もう一方は緩斜面
・連続的に上記が連続する

 どうでしょうか?  
 文字ではサッパリ解りませんね(笑)

 実際の写真で見ていきましょう。
 私が先日、撮ってきたものです。
 まずは全景です。
 むしろ、全景しかまともに見えないです。
 この地形の特徴でもある、ダイナミックな地形は、近づいたら解らんです(笑)
 規模が大きいので遠景が最適解なのかも。。。。
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 わかりますか?
 画面左側へ流れ盤になって、30~40度くらいの傾斜で落ちている。
 そしてその右で急崖が段々に形成されている。

 近づきましょう。
 なんだか解りにくくなりましたね。。。
 概ね露岩が見えているのが30~40度くらいの傾斜の砂岩です。
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 もっと進んでみましょう。
 ますます解らなくなりました。
 なんとなく、局所(山頂付近)的に緩斜面部が見えるような気がします。
 植生が邪魔して見えないってのもあるかも知れません。
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 ケスタ地形の中に入りました。
 やはり、流れ盤と急崖部は、なんとか確認はできますが、みえるのは一部です。
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 もう少し進んだところで、ケスタのベース?が見えました。
 流れ盤の層理面です。
 この30~40度くらいの傾斜部が緩傾斜側の地形に出ています。
 その表面に砂岩が露頭すると浸食されなくなります。
 一方で、その下層の頁岩が露頭する側では頁岩層が急勾配で浸食されます。
 この写真でいうと、右下へ落ちていく砂岩頁岩互層があり、左岸が上面にくると浸食されなくなります。
 そして、左側では下層の頁岩が露頭し、浸食されて急崖を形成します。
 頁岩の浸食に伴って足元を失う砂岩も崩落して急勾配を形成します。
 この緩傾斜と急勾配の組み合わせがケスタを演出します。
 もちろん、広範囲に同様の走向・傾斜が連続しないとなりません。
 当然、一定の傾斜を形成していないとケスタになりません。
 なかなか、基本条件?が難しいのです。
 ロマンですよね(笑)
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 ベストな見え位置に、戻ります。
 このくらいの距離がベストなんでしょうかね。
 遠すぎず、近すぎず。
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 どうです?
 皆さんも、紀伊田辺に来たら、ケスタ、見て行ってね~。
 田辺市の市街地から車で10分くらいの距離です。