「手に職をつける」

 手に職をつけるという言葉があります。
 特定のスキルや、他にない特技を身につけ、それにより稼げるというもの。
 稼ぎというファクターが無ければ、ただの趣味かもしれない。

 稼ぐことを前提に、何かを身につける事を手に職をつけるというのだろうと私は思う。
 ここからは、確実に私の感想?のような記事なので、話半分で読んでください(笑)


■手に職といっても技能と技術があると思う 
 
 手に職。
 大きく分けると稼ぐための職には、大きく二つのモノがあると思います。
 そう、「技能」と「技術」です。
 
 「技能」は、どちらかというと、手先や身体を上手に使ってモノを作ったり、操作したりする体術的な能力だと思います。
 つまり、バックホウの運転・操作が神業とかいうのや、茶碗の絵付けが人間国宝に迫るレベルとか、そんな感じのものを言うのだと思います。
 そして、その一定の能力を有するという証明が運転免許証だったりするのでしょう。
 だけど技能にも技術の要素が要る。刀鍛冶なんて最高峰の技能でしょう?だけど鋼の状態を見る技術ももっている。


 「技術」は、どちらかというと、頭脳を使って、物事をカタチ作っていく感じでしょうか?
 例えば、建設コンサルタントの仕事は技術です。
 技術がなければ、建コン業界では売るものはないです。
 技術の対価として給料があるので。。。。
 その一定の技術力を有するという証明が、国家資格(技術士等)なんかであったりするのでしょう。
 IT業界のプログラミングも技能的な要素も含みつつの先端技術でしょう。
 医者も、技能という要素を持ちつつ、技術ですよね。
 手術なんて、技能と技術の最高融合ではないでしょうか?


 そんな感じで、両方の要素を含みつつ、職というものは存在しています。
 なので、完全に「技術」、すべて「技能」ってな形にはならないかも知れませんが、どちらかに区分するとしたならば、いずれかの要素が強く出るので、そちらを強調する形で良いのかも知れません。
 いずれも、その技術や技能で対価(報酬)を得ているのです。

 ちなみに、私は建設コンサルタントの下請けを個人事業主で営んでいます。
 つまり、技術職です。
 技術職、すなわち、このブログによく出てくるエンジニアです。
 「ここは土砂災害防止エンジニアのブログです」って感じで。


■今どきの手に職をつける環境のめんどくささ

 最近、ネットやTVニュースでよく聞くのがハラスメントです。
 あるいは、ブラック企業とか。これは少し前からですね。

 そう、手に職をつけるという観点でみると、着目されるのは「ホワイトハラスメント」あるいは「ブラック企業や職場」ではないでしょうか。

 特に、近年は、新入社員や若手社員が、仕事を任せてくれない、仕事したくても残業せず強制退社させられる等のホワイトハラスメントとやらで将来を不安視して会社を辞めるのだそうな。
 恐ろしい?時代になったと思う。

 ひと昔前はブラックなんで会社辞めます!っていうのが主流だったのにね。。。。
 入社日から残業、徹夜で辞めたって昔は記事があった気がするし。
 真反対な方向性だね。

 そこで思うのが、手に職をつけるという言葉。
 ホワイトハラスメントってのが意識されるのは、ココでしょ。
 若者が欲しているのは、この「手に職をつける」だと思う。
 もちろん、全ての人ではなかろう。
 特定の向上心の強い部類の人たちだろう。
 当然、暇でラッキー、仕事出来なくても定時オーライ!って喜んでいる人も居るに違いない。。。。
 それは、それで、なんと申し上げて良いのやら。。。。

 そんなこんなで、今どきの手に職をつける環境は、混沌としていると言えるでしょう。

 極端なんです。

 ホワイトとブラックが。
 安全側、石橋を叩いて渡るって部類と、法令なんてバレなきゃオーライ、労働基準監督署なんて怖くねぇって部類が極端なんだと思います。
 あるいは、報道されたりするのが極端な部類に偏るので、印象操作かも知れません。

 実際は、印象操作状態で極端な印象を与えられているのでしょうね。

 そんな環境で、手に職をつけるってのは容易では無いのかも知れません。
 ある見方をすれば、ブラック的に仕事をした方が個人のレベルは上がるかも知れません。
 ですが、残業したくない人に残業させたり、法定の上限や休日を与えない等の問題があるのでブラックって言葉が強調されてしまう。
 要は、本人が希望しない長時間労働ってやつが問題なんでしょう。

 一方で、成長に資する残業や休日出勤もあると思う。
 いや、確実に結構あるでしょ?

 要するに、月間労働(残業)時間や年間での特例月(オーバーシュート)の割り振り等の労働時間コントロールをしたうえで、生産性に直結するような残業志望は認めてあげるべきだと思うのです。
 もちろん、残業代稼ぎの事務所プラプラ人間や、ネットサーファーは糾弾してもいいでしょう。

 成果を上げれて、自己の為に仕事したい!と志望し、実際に生産性があり、出来高を上げている者には上限近くまでの労働環境を希望により与えても良いと思うのです。
 同じことの連続ですが。。。。

 そう、思うのです。


■管理者にとってはホワイトハラスメントが楽なんだろう

 前述のように、生産性ある残業志願者に対する残業許可と、残業代稼ぎが存在する場合、ケースバイケースで残業や休日出勤を認めたりすると管理職の負担が増加する。
 管理者として、生産性のある志願者と、残業代稼ぎヤロウを捌かないとならない。
 めんどくさい。
 だから、一律のホワイトハラスメントとなるわけだろう。。。
 そう、選別できないから、全員まとめて一律に腫れ物に触るような対応となる。
 問題が起こらないように全員まとめて一律に過剰な配慮となる。
 そうなんでしょ?

 そこをなんとか、してやれませんかねぇ。。。。
 成長したい志願、志望を持つ、若手の若い時代を無駄遣いしないであげてほしい。
 
 責任を与えるのも管理者としてしんどい。
 失敗した時の処理なんか、したくないから。
 私なんて、サラリーマン時代は謝ってばっかりでした。
 まぁ、私の場合、管理能力も無いのに責任を部下に与え過ぎた(笑)
 自由にやらせて成長が早いのは良いが、そのぶん失敗も余計にする(笑)
 結果、管理者の自業自得ってヤツ。
 これ、かなりキツイですよ~
 (今は無縁ですウレシイ)

 それはさておき、管理者はホワイトハラスメントの方が楽なんだと思う。
 その一方で、自分たちがブラック状態になるにもかかわらず。
 単純に、自分たちのブラック状態は我慢すればいいから。
 ブラックだ!って部下や若手から訴えられたら、それこそ堪ったもんじゃない。
 その一撃でサラリーマン人生を棒に振りかねない。
 だから、自分がブラック状態でもいいから、ホワイトハラスメント側に舵を切る。
 よく、解ります。 
 その思い。事なかれ主義。当然です。
 メンドクサイ事にはしたくない。誰しもそう思う。
 しかし、悲しい世の中になりました?

 そこをなんとか、ヤル気ある若者にはチャンスを与えてあげてください。
 若い時代に精力的に取り組めた人と、そうでない人の未来は雲泥の差だと思います。
 間違いない!
 そう、おもうので、よろしくお願い申し上げます。
 簡単では無いことを承知の上で。