「犬山頭首工」

 犬山頭首工の特徴は、岐阜県ならびに愛知県に施設(頭首)が跨っていることです。
 これは、左岸と右岸が異なる県なので、当然と言えば当然です。
 通常の都道府県事業では実現しにくいシチュエーションでしょう。

 そんなもんで、農林水産省の直轄管理となっています。
 現場は、東海農政局 犬山頭首工管理所となっていますね。
 管理は年中無休24時間体制だそうですよ。
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【構造基本情報】
・河川名:一級河川木曽川水系木曽川
・位置:左岸:愛知県犬山市、右岸:岐阜県各務原市
・型式:両岸取水、一部可動堰、一部固定堰
・堤長:420メートル

【受益面積及び最大取水量】
・受益面積 8550ha
・最大取水量 51.06t/s

 「宮田用水」
 「木津用水」
 「扶桑・江南」
 「羽鳥用水」
 の4方面に送水。

 次の写真が左岸の導水路を拡大した写真です。
 こちらの取水量がほぼ全体の8割以上を占めています。
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 堰の左端にあるのが犬山頭首工管理所です。
 赤茶色の建物。
 その手前に鵜飼の船もたくさん見えますね。

 そして、上流側の状況です。
 貯水池になっています。
 堰で水位を上げているのですから当然なのですが。
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 ここで、鵜飼をやるんでしょうね。
 現場を直にみて絶好の場所だと思いました。

 ちなみに、犬山城のある左岸側(写真では右)には岩盤が露頭しています。
 犬山城の天守は堅固な岩盤の上にあるので河川に浸食されることは無いのです。
 ここに最初に築城した先人の知恵は素晴らしい。
 織田信康とのことです。
 織田信長の叔父にあたる武将とのこと。
 戦国の要衝であったため、時の天下人が欲したと言われます。

 その後、今の天守が建てられ名城になりましたね。
 その天守は最近、築城年代が明らかとなり、織田信長の安土城をモデルにしたと推測されています。
 ロマンですね。

 話が逸れましたが。。。
 しかし、なかなか、このスケールの頭首工はみれません。
 犬山頭首工の全景を見るには、犬山城に登らないとなりません(笑)

 ほんと、見といてよかった。