「バックホウの運搬」

 バックホウって、無限軌道(いわゆるキャタ)が金属なので、一般道路を走ってはダメです。
 ゴム製のアタッチメントと付けるとか、元々ゴムのやつだと可能だけども、ナンバーが要る。
 工事区域内として区切った道路内(工事区域内)だと走行可能。
 なかなか、めんどうなルールがあるんだよ。
 気を付けて。

■バックホウの運搬

 それはさておき、じゃぁどうやって施工現場に来ているの?
 バックホウに限らず重機類すべてに言えることだが。
 運搬中の写真を見れば、大多数の人は、そりゃそうだろうねって言う。

 次の写真のようにトラックなんかで運ぶ。
 小さいバックホウなら、3t、4t車でも運んでいるよね。
IMG_2231
IMG_2230
 大きいサイズになると、もっと大きな低床トレーラーで運搬します。
 もう、それは、壮大ですよね。

 たぶん、ガンダムが乗っている運搬車とおんなじ位の感じ(笑)
 わかるかなぁ。。。。
 最初(第一話)にアムロがガンダムに乗る時。
 ガンダムが横たわってたの、運搬車の上じゃなかった??
 シート被ってて。
 そう、そのトレーラー。
 そんな感じ(笑)

 なんの話や。

 なもんで、施工現場に、それ(トレーラー)、入るの?
 バックホウ持ってこれるの?
 バックホウは道路を自走できないよ??現場で降ろさないといけない。
 って視点が要る。
 施工計画はもちろん、設計時に使用機械を想定しないといけない。
 だから現場周辺の地図を見て、入ってこれるルートがあるのかチェックするのは必須。
 よく、これを失念して、入れんよ??って苦情を受ける事もある。
 気を付けようね。


【ここが施工計画の芯】

 この話は、市街地での一般的な工事でもそうだし、山間地での土砂災害防止対策工事でも同じこと。
 斜面防災対策(設計)でも当然ながら重機を持ってこないといけないし、法面の上に機械類を揚げたりしないとならない。砂防ダム工事なら延々と工事用道路(管理用道路)を仮設しないとならない。
 砂防ダムの生コン打設はクレーンによる打設が基本だからクレーンが要る。
 そしたら大型クレーンが入れる工事用道路設定が必要だったりもする。

 だから、それら大型クレーンやトレーラーは入ってこれるの?ってのが施工計画の芯になる。
 工事用道路を造るなら、対象車両の登坂能力も見て勾配設定が必要になるし、通常なら14%くらいが限度でしょう。林道規定でも16%あたりが限度では?
 バックホウが登坂するだけの作業路なら50%でも可能かも知れない。。。
 いずれにせよ市街地での河川や道路工事(設計)はもちろん、斜面防災設計でも機械類の搬入計画は重要なのです。
 時に、これらの制約で採用工法が変わる事だってあるのです。

 心してかかりなさい(笑)


■0.8m3級バックホウは低床トレーラーが必要
 
 一般的な0.3m3バックホウ。
 小松でいえばPC-200クラス。
 このサイズから上の大きさのバックホウになると低床トレーラーがいる。
 これ。
IMG_3216
 デカイ!(長い!)
IMG_3217
 これに乗っけて現場にくる。
 これが現場まで来れるか??
 止められるか?

 そんなのが、施工計画の時に求められます。
 めんどうだけど、実際の運搬を考えると、確認しとかないとならない。
 何事も、確認、なのだろう。



 これだ、言いたかったの(笑)