「ロックキーパー」
落石防護工のひとつです。
落石を受け止める(防護する)鉄筋コンクリート製の棚。
基本はプレキャストで持ってきてセットするタイプ。
複雑な形なので現場打ちはキビシイ。
ですが、下部工はほぼ現場打ちですね。
そんなロックキーパーを出先で見つけました。
2021年に鹿児島県で通りがけに見つけた施工現場。

恐らく、日本サミコン株式会社さんの製品だと思う。
日本サミコン株式会社
>>防災・落石対策 | 製品・技術情報 | 日本サミコン株式会社
こんなゴッツイ対策工要るの?
高エネルギー吸収柵とか1500kJ以上の落石を受けれるじゃん!?
て意見もありますが。。。。。。。
ケースバイケース。。。。。
でもあり。。。。
恐らくですが、「重要度」というのが路線に対して与えられ、それにより対策工に求められる「性能」というのが設定されます。
上位路線や緊急路に指定される等だと重要度が高く、構造物に求められる性能が高くなるのです。
ですので、ここの要求性能が、「通常の落石では損傷なし」、「大規模な落石でも軽微な損傷に留まる」「道路に影響なし」なんてレベルなのでは?
と、思う次第です。
なので、損傷(エネルギー吸収)を前提とした高エネルギー吸収柵は採用できなかった?
んじゃなかろうかと。。。。
高エネルギー吸収柵工の弱点として、エネルギー吸収してしまったスパンに次の落石が来るとエネルギー吸収できない!という盲点?があるのです。
ここ、案外、スルーされがち。
それから、あくまで推測の域にはなりますが。。。。
単純に、高エネルギー吸収柵はエネルギー吸収時に5m以上伸びるので、建築限界を侵すからダメだったとかかも知れません。
柵設置位置を地形や用地条件的に上に上げれられなかったとか。
様々な問題を想像できますので。。。。。
まぁ、実際のところは最近では簡単に施工できる高エネルギー吸収柵工に押されて?新規採用が少なくなった気がするロックキーパーなのではあります。
そんなこんなで、その珍し目のロックキーパーが施工されている現場を見ることができたので、良かったネって話です(笑)。

この製品が施工されているのを観れるのはなかなか機会が無いのですが、ここでは更に珍しい状況で、延長方向では段階的に施工中でした。
完成している断面の先、つまりは続きを造っている。
これは、なかなか見られない。
それも段階的に進捗している施工現場だったのです!
次の写真から説明します。
すでにベース(基礎部)の壁面が完成し、上部工への鉄筋が見えている区間の写真です。
現場打ちで丁寧に作ってますね。
施工業者さんも優秀なんでしょう。
この上に、ロックキーパーを乗っけるはずです。

そして、次の写真。
なんと、配筋して張コン部を施工している段階です。
なかなか見ることができない、良いものを観れました。
つまり、完成区間、現場打ち基礎完成区間、基礎施工中区間と見れたわけです。
これ、意外にすごい事です。

でもね、配筋って、たいへんですよ。
決まった寸法に組んでいく。
図面描くのも大変ですが、それ以上に、現場で組むのは大変。
職人技です。
重いし。。。。曲げ加工も大変。
太いのは工場加工で曲げてくるかもですが、現地調整は要る。
職人の方は年配の方が多くなってますが、都市部のビル建設では若手も多いですよね。
ファッション性に富んだ作業着や作業袋なんか流行ってますよね。
今、鳶の人がカッコいいってTVでやってたのを見た記憶がありますよ。
カッコいい職場に変えていくことも企業にとって重要な課題なのでしょう。
とにかく、配筋工がいなくなると現場ができなくなるので、技術(技能)継承は必須です。
配筋が悪いと、被りが薄くなってコンクリート剥離や、鉄筋腐食の抑制が利かなくなります。
コンクリート表面は中性化が進行していきます。
鉄筋まで中性化が到達すると、不動態皮膜が失われ、鉄筋の腐食が進行します。
鉄筋が腐食すれば。。。。。
壊れます。
だから、設計はもちろん大切ですが、現場の施工も重要なのです。
そんなことを知っていると、なんかの足しにはなるでしょう(笑)
[不動態皮膜](自分の言葉で書くので、若干違うかもしれません)
コンクリートの強アルカリ成分が、鉄筋の表面に被膜を形成します。これが不動態皮膜。
これにより鉄筋の腐食が防止されます。
つまり、中性化によりアルカリ性が失われると、不動態皮膜も失われ、鉄筋は腐食します。
落石防護工のひとつです。
落石を受け止める(防護する)鉄筋コンクリート製の棚。
基本はプレキャストで持ってきてセットするタイプ。
複雑な形なので現場打ちはキビシイ。
ですが、下部工はほぼ現場打ちですね。
そんなロックキーパーを出先で見つけました。
2021年に鹿児島県で通りがけに見つけた施工現場。

恐らく、日本サミコン株式会社さんの製品だと思う。
日本サミコン株式会社
>>防災・落石対策 | 製品・技術情報 | 日本サミコン株式会社
こんなゴッツイ対策工要るの?
高エネルギー吸収柵とか1500kJ以上の落石を受けれるじゃん!?
て意見もありますが。。。。。。。
ケースバイケース。。。。。
でもあり。。。。
恐らくですが、「重要度」というのが路線に対して与えられ、それにより対策工に求められる「性能」というのが設定されます。
上位路線や緊急路に指定される等だと重要度が高く、構造物に求められる性能が高くなるのです。
ですので、ここの要求性能が、「通常の落石では損傷なし」、「大規模な落石でも軽微な損傷に留まる」「道路に影響なし」なんてレベルなのでは?
と、思う次第です。
なので、損傷(エネルギー吸収)を前提とした高エネルギー吸収柵は採用できなかった?
んじゃなかろうかと。。。。
高エネルギー吸収柵工の弱点として、エネルギー吸収してしまったスパンに次の落石が来るとエネルギー吸収できない!という盲点?があるのです。
ここ、案外、スルーされがち。
それから、あくまで推測の域にはなりますが。。。。
単純に、高エネルギー吸収柵はエネルギー吸収時に5m以上伸びるので、建築限界を侵すからダメだったとかかも知れません。
柵設置位置を地形や用地条件的に上に上げれられなかったとか。
様々な問題を想像できますので。。。。。
まぁ、実際のところは最近では簡単に施工できる高エネルギー吸収柵工に押されて?新規採用が少なくなった気がするロックキーパーなのではあります。
そんなこんなで、その珍し目のロックキーパーが施工されている現場を見ることができたので、良かったネって話です(笑)。

この製品が施工されているのを観れるのはなかなか機会が無いのですが、ここでは更に珍しい状況で、延長方向では段階的に施工中でした。
完成している断面の先、つまりは続きを造っている。
これは、なかなか見られない。
それも段階的に進捗している施工現場だったのです!
次の写真から説明します。
すでにベース(基礎部)の壁面が完成し、上部工への鉄筋が見えている区間の写真です。
現場打ちで丁寧に作ってますね。
施工業者さんも優秀なんでしょう。
この上に、ロックキーパーを乗っけるはずです。

そして、次の写真。
なんと、配筋して張コン部を施工している段階です。
なかなか見ることができない、良いものを観れました。
つまり、完成区間、現場打ち基礎完成区間、基礎施工中区間と見れたわけです。
これ、意外にすごい事です。

でもね、配筋って、たいへんですよ。
決まった寸法に組んでいく。
図面描くのも大変ですが、それ以上に、現場で組むのは大変。
職人技です。
重いし。。。。曲げ加工も大変。
太いのは工場加工で曲げてくるかもですが、現地調整は要る。
職人の方は年配の方が多くなってますが、都市部のビル建設では若手も多いですよね。
ファッション性に富んだ作業着や作業袋なんか流行ってますよね。
今、鳶の人がカッコいいってTVでやってたのを見た記憶がありますよ。
カッコいい職場に変えていくことも企業にとって重要な課題なのでしょう。
とにかく、配筋工がいなくなると現場ができなくなるので、技術(技能)継承は必須です。
配筋が悪いと、被りが薄くなってコンクリート剥離や、鉄筋腐食の抑制が利かなくなります。
コンクリート表面は中性化が進行していきます。
鉄筋まで中性化が到達すると、不動態皮膜が失われ、鉄筋の腐食が進行します。
鉄筋が腐食すれば。。。。。
壊れます。
だから、設計はもちろん大切ですが、現場の施工も重要なのです。
そんなことを知っていると、なんかの足しにはなるでしょう(笑)
[不動態皮膜](自分の言葉で書くので、若干違うかもしれません)
コンクリートの強アルカリ成分が、鉄筋の表面に被膜を形成します。これが不動態皮膜。
これにより鉄筋の腐食が防止されます。
つまり、中性化によりアルカリ性が失われると、不動態皮膜も失われ、鉄筋は腐食します。
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